この愛は、異端

この愛は、異端ベリアル文書
4話5話ネタバレ感想

この愛は、異端ベリアル文書のエロ画像、ネタバレ、漫画最新話と最終回、最終話、最新刊、感想、あらすじ、結末、無料で読む方法を紹介。

 

京都・奈良の修学旅行を楽しんでいたよしの。

ベリアルは人間の女に姿を変え、道中見守ったり、宿の温泉で鉢合わせて愛撫したりと、緊張感を持ちつつそれなりに楽しんでいた。

そして舞台は京都から奈良へと…

 

4話

因幡の白兎の神話

 

かつてよしのが物心つくかつかないかの頃、美しい姿で傍にいたベリアルはよくその絵本を読んでやった。

 

よしのは可愛いウサギに興味を抱き、何度も読んでとねだった。

 

 

 

そして全てが美しく成長したよしのは今、奈良は三輪素麺で有名な辺りに足を伸ばし、名物の素麺を啜っていた。

 

女子高生たちは日本三大素麺と言われるそれに感動さえ覚え、はしゃいでいた。

この愛は、異端ベリアル文書

著者名:森山絵凪 引用元:この愛は、異端ベリアル文書4話

 

 

先生の話によれば、ここ三輪山は山そのものが信仰対象の御神体とされており、登山ではなく登排なんだという。

 

ただ、素麺にテンションが上がっても、疲れる山登りなどしたくない女子高生たちはその話に食いつかないでいたが、真弓だけはやはり三輪山に限り、聖地巡礼のつもりで登排したいんだと訴えた。

 

 

 

大神神社

 

いざその鳥居の前に立ったよしのはフッと記憶が刺激され、両親と来たことを思い出した。

 

しかし、父親が記念だからと山の石を持ち帰ったことも思い出すと、山のものを持ち帰るのは良くないことだと真弓に教えられた。

 

しかも、ここの御祭神の大物主神は疫病を流行らせたこともある怖い神なのだという。

 

 

話しを盗み聞いたベリアルは、自分が侵せぬ神域でまさか父親がそんなバカな真似をしているとは知らず、心中で罵った。

この愛は、異端ベリアル文書

著者名:森山絵凪 引用元:この愛は、異端ベリアル文書4話

 

 

その時、この辺りの神々が姿を見せ、ここにいる理由を問うてきた。

 

ベリアルはめんどくさいことにならないよう、あくまで契約している娘が襲われないよう見張っているだけで、敵対するつもりがないことを答えた。

 

だが数が多ければその分、言い分をスッと信用するものばかりではなく、異国のものに対する敵対心や、よしのの美しい魂を味わいたい欲望に囚われ、ベリアルの契約を無視しようと考え出した。

 

 

目の前で堂々と悪だくみを聞かされたベリアルは瞬時に怒って魔の姿に変わり、彼らを焼き払った。

この愛は、異端ベリアル文書

著者名:森山絵凪 引用元:この愛は、異端ベリアル文書4話

 

 

一薙ぎで終わらせたベリアルは元の女性の姿に戻って落ち着きを取り戻し、まだ大して進んでいないよしのを追おうとした。

 

しかし、鳥居の境界を越えようとすると相当な身体の重さを感じ、足を止めた。

 

山全体から拒まれている感覚から今すぐ逃げ出したくなるが、よしのが導かれている以上、進むしかなかった。

 

 

 

巳の神杉。

 

そこでよしのが足を止めると、真弓が説明しようとするより早く先生が活き活きと話し始めた。

 

大物主神の化身は白蛇であり、好物の卵がお供えされている。

日本書紀にある神と人間の娘の結婚話と聞けばロマンチックに思えるが、神の昼の姿が白蛇だと知った娘は思わず驚き、傷ついた神は三輪山に登っていってしまった。

 

人間と種族が違う恋の話の多くがハッピーエンドではないと教えられたよしのは、姿かたちで愛する気持ちを変えたりしない、自分ならそうすることを独り言ちた。

この愛は、異端ベリアル文書

著者名:森山絵凪 引用元:この愛は、異端ベリアル文書4話

 

 

次に狭井神社に向かう途中、またウサギを使った物を見つけ、よしのが地主神社にあったウサギの像を思い出すと、ここぞと真弓が説明しようとするがまた先生に先を越され、因幡の白兎に出てくる神についての一説の話を奪われた。

 

よしのは子供の頃によく読んでもらった絵本を思い出したが、それが母親だったかと言われれば違うような気がした。

 

 

やがて話しているうちに狭井神社に着いた。

 

だがもうベリアルは、階段の最上段を踏むことができず、しめ縄を潜れずに立ち尽くした。

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著者名:森山絵凪 引用元:この愛は、異端ベリアル文書4話

 

 

あの神の気配に汗が噴き出していくベリアル。

 

しかし、よしのが父親が犯した愚行を代わりに詫びると、ベリアルへのプレッシャーも和らいだのだった。

 

 

結局よしのに何も起こらないままでベリアルは拍子抜けするが、何も起こらないならそれが一番と、よしのを後ろから見守りながら階段を下り始めた。

 

すると、さっきの欲望を露わにした神々とは違い、位が高そうな神が登って来た。

 

敵意は感じず、ベリアルは自然と擦れ違おうとした。

 

しかし相手は真横に来た瞬間にグッと目を見開き、射抜くように見つめてきたのだった。

この愛は、異端ベリアル文書

著者名:森山絵凪 引用元:この愛は、異端ベリアル文書4話