
ドクザクラ9話10話
ネタバレ感想
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エミと仲直りデートして好感度を戻したのは良かったが、夜はこれからというときに現れたのが気味の悪い刑事の山之内と名乗る男だった。
独断で動いている山之内は、3億円事件でアツシに何らかの疑いを抱いており、白いワンピースの少女との関係を訊き出そうとしてきた。
更に、ユメノの職場にまで捜査に訪れ…
9話
山之内にいい雰囲気を邪魔された二人だったが、仲直り度合いを深めるためにホテルに入った。
まずエミからシャワーを浴びるために浴室に行き、期待に心が浮き立ちながら未だ恥ずかしそうに服を脱いで柔肌を露わにしていく。

著者名:山本やみー 引用元:ドクザクラ9話
彼に見られているわけでもないのに、これからすることを思うとまだまだ恥じらいがあったエミ。
最後のショーツを脱ぐ時に至っては、まるで生娘のようでさえあった。

著者名:山本やみー 引用元:ドクザクラ9話
一方、彼女がシャワーを使い出した音が聞こえて来ても、警察に疑われていると分かった今、アツシは全く楽しめる気分ではなかった。
捜査の進捗次第では家にある3億円が見つかるのは時間の問題。
早めにどこかに移すとしても、エミが犯罪の手助けをするとは思えず、世間から注目を浴びているるるなも危ない。
ならば事情を知っているユメノしかないと思ったその時、刑事が事件の話を訊きに来ていると彼女からメッセージが送られてきた。
彼は焦ってすぐに電話をかけたが、ユメノは出てくれない。
だからエミがシャワーを浴び終わって、服を取って欲しいと声をかけたのも気づかなかった。

著者名:山本やみー 引用元:ドクザクラ9話
酒も飲んでいないのに気分よくいやらしく話す山之内は、最近ハマっている曲だと嘯いて、ドラレコに録音されていたあの歌を口ずさんでいた。
アツシについて歌っていると思われる歌詞を指摘し、ユメノに彼との整合性について訊き出そうとするが、彼女は営業用の笑顔で母親じゃないのだから彼の身体的特徴まで知る訳がないと躱す。
すると山之内は、彼が孤児だという生い立ちに言及し、孤児なら生活費に困る、だからこの歌が彼のことならば3億円事件への関与が強くなると持論を展開した。

著者名:山本やみー 引用元:ドクザクラ9話
ユメノは偏見だと否定しようとうするが、自分が彼が住んでいるマンションの家賃を払っていることを指摘されると、彼に支払い能力がないからだと突きつけられても否定できなくなった。
山之内はいやらしく肩を抱き寄せ、胸の谷間に視線を注ぎながら事件の関係者でないことを証明するために、彼について知っていることを話せと迫る。
その辺りで対応を変えることにしたユメノは、客としての質問でない以上、営業妨害だと言い返してお引き取りを願った。
しかし、しつこい山之内は警察組織に所属しているからということで増長し、暴力とも取れるほど強引に腕を引き、署まで連れて行こうとした。

著者名:山本やみー 引用元:ドクザクラ9話
件の彼は、連絡がつかないユメノのところに走って向かい店に着いたところだった。
しかし既に閉店しており悔しさを滲ませていると、ユメノに背後から声をかけられた。
真っ先に刑事について訊きたいところだが、シャンプーの香り等で他の女と会っていたことを見抜かれてたじろぐも、ユメノはそれくらいは許容範囲なようで彼が素直に認めると笑い飛ばした。
そして、彼の訊きたいことを察して安心させる言葉を返した。

著者名:山本やみー 引用元:ドクザクラ9話
山之内に連れて行かれそうになりはしたが、令状もない横暴な捜査に従わず、ボーイが叩き出していた。
ユメノはパパが牛耳るこの街や店では、令状も無しに好き勝手させないと自信満々だった。
果たしてのそのパパは、血の繋がりがある本当の父親と言う意味なのだろうか…
とにかく、山之内の悔しそうな顔で思い出し笑いできるユメノの肝の据わり方は、彼にとって頼もしい限りだった。
翌日、彼はまた大学を休んだが、今日は風邪で体調が悪いとエミにちゃんと連絡していた。
もちろん風邪と言うのは仮病で、ユメノまで捜査の手を伸ばされた以上、唯一金のことを知っている彼女の傍にいて山之内から遠ざけるのが最優先だと考えての判断だった。
エミには本当に悪いと感じていたが、まさかこれからヤルという時に他の女のところに走ったことを見抜かれているなど知る由もなかった。

著者名:山本やみー 引用元:ドクザクラ9話
そして、山之内がユメノではなく、エミから切り崩そうとしているのにも気づいていなかった。