ゴブリンスレイヤー外伝
29話30話31話ネタバレ感想
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最初のパーティーを失ったー外伝のエログロ画像、ネタバレ、漫画最新話と最終回、最終話、最新刊、感想、あらすじ、結末、無料で読む方法を紹介。
最初のパーティーを失った戦士は、ド新人だった自分たちを思い出させるパーティーに出会い、思わず声をかけて冒険を手伝うことにした。
廃坑の地図作成。
巣穴にしたゴブリンたちと始末していけば、ボスであるホブが現れたのだった。
29話
襲いかかってくるノーマルゴブリンの短剣を弾き返した戦士は、刃に毒が塗られているのを確かに見た。
自分から無闇に仕掛けず、後衛に向かわせないように引きつけ、的確に反撃で仕留めていく。
武闘家娘は攻撃の要としてゴブリンの間をすり抜け真っすぐホブに向かい、棍棒の一打もサッと躱して相手の隙を作った。
懐に潜り込むと、渾身の一撃を鳩尾に叩き込んだ。
著者名:蝸牛くも 引用元:ヤングガンガン2019年18号
巨体のゴブリンを一歩後ずらせるほどの正拳突きだが、肉の分厚さと柔らかさに威力が吸収されたのか、ホブは大してダメージを受けていなかった。
武闘家娘は慌てるが、戦士は彼女の戦いの様子も観察しながら目の前のゴブリンを切り伏せ、重ねていけとアドバイスした。
直後、仲間の陰から飛び出した一匹が戦士の脳天を狙って棍棒を振りかざした。
それが振り下ろされる前に、エルフがしれッとなかなかの腕の良さでボウガンの矢を放ち、ナイスアシストをした。
するとまたドワーフ娘と言い争いが始まりそうになるが、戦士は遠慮なく止めを刺して二匹目を仕留めた。
著者名:蝸牛くも 引用元:ヤングガンガン2019年18号
武闘家娘はアドバイス通りに、一撃目と同じ箇所に寸分違わず拳を何度も叩き込んでいった。
すると、ホブの顔が苦悶に歪み始めた。
武闘家娘は豪快な一撃で止めを刺そうと思い、相手から目を一瞬離す回し蹴りを放った。
あまりに隙だらけの一発はあっさり受け止められてしまい、小さな足はゴツイ手の平に吸い込まれるように収まった。
その瞬間、ニチャアと笑むホブの顔で武闘家娘は、惨たらしく殺される未来が過った。
著者名:蝸牛くも 引用元:ヤングガンガン2019年18号
そうはさせまいと、戦士は先生と叫んだ。
呼ばれた先生は即座に詠唱を始め、ホブの手から棍棒を落とさせた。
ホブはなぜか落ちた棍棒に注意を割かれ、武闘家娘から目を離した。
そこを見逃さずに武闘家娘はホブの手の平を踏み台にして飛び上がり、遠心力を利用した渾身の蹴りを脳天にぶち込み、頭蓋骨粉砕で仕留め切った。
著者名:蝸牛くも 引用元:ヤングガンガン2019年18号
仲間に助けられて命拾いした武闘家娘が冷や汗を拭った後は、統制を失ったゴブリンを戦士が軽々始末することができた。
ドワーフ娘が死体から使える物を漁っている間に、戦士はへたり込んでいる武闘家娘に水を渡し、死にかけた彼女に寄り添った。
死を覚悟した彼女は未だに手が震えていたが、戦士は恐怖を無くすより怖がっているくらいが生き残る確率が上がるだろうが、それでも死ぬときは死ぬとからかい、笑い声を引き出した。
ゴブリンに怖がろうが、ロックイーター相手だろうが、生きてさえいれば次があると励ました。
ホブの死体も漁ったドワーフ娘は何が書かれているか全く読めないが手紙を発見すると、エルフも目を通し、読めないのに読めないとは決して言わずに優位性を保とうと必死になる。
もちろん武闘家娘は、字の読み書きができないことを屁とも思っていないようだった。
先生が解読したところによると、文字ではなく絵文字で、指示を待てと記されていた。
そしてこれを描いたのは、魔術を悪しきことに使う妖術師(ワーロック)だと思われた。
ワーロックがいる可能性が分かっても、金がない以上、ここでは引き返せない。
その直後、先生が気配を察知して仲間たちを背後に隠し、防御魔法で攻撃に備えた。
すると廃坑の奥から吹雪が発生し、彼らに襲いかかった。
著者名:蝸牛くも 引用元:ヤングガンガン2019年18号
ゴブリンを支配してこの廃坑を根城にしていた黒幕、ワーロックが彼らの前に姿を現した。
