インフェクション

インフェクション150話
ネタバレ感想

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晴輝の丸投げの指示を笑って受け入れた轟は、エリックを押えるために二心同体を繰り出した。

しかし、背後から避難者たちの血の臭いや悲鳴が聞こえてきても動くわけにはいかず、みるみる体力と精神を削られ始めていた。

 

150話

海兵隊と睨み合っている精鋭部隊もかなり疲弊していた。

 

体力的な面ではなく、背後で際限なく発生する叫び声と大きな音や血生臭さ、状況を見れている海兵隊の余裕たっぷりの顔も余計に不安を募らせた。

 

敵に促されて精鋭部隊の一人が振り返ると、今もまた一人、保菌者に殴られた誰かの肉片が飛び散ったところだった。

 

 

ながみんは孤軍奮闘しているようだが、自分のことだけで精一杯なのか、背後を気にもせずに攻撃を躱すと、避け切れなかった避難者が代わりに吹き飛ばされて人の形を無くしていた。

インフェクション

著者名:及川徹 引用元:マガジンポケット

 

 

一般的な身体能力で避けられる攻撃ではなく、巨大な拳で肉片にされていく避難者たち。

 

ながみんも一体にてこずって息を荒げているのに、また違うタイプの保菌者が生まれ、現場の恐怖はどんどん膨れ上がっていく。

 

ながみんも珍しく真剣な表情で敵二体を見つめ、荒くなる呼吸を整えようとする。

 

すると次第に息遣いより笑い声が大きくなり始めた

 

そんなことは関係なく、保菌者二体は巨大な拳と剣のような髪で襲いかかった。

 

こんな命のやり取りこそ求めていたながみんは笑わずにはいられず、何かキメているかのようにテンションを爆上げ、人間離れした軽やかさで躱しながらカウンターを繰り出した。

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著者名:及川徹 引用元:マガジンポケット

 

 

巨体の方の頭が細切れになり、剣の髪は紙きれのようにパラパラと落ちた。

 

まだながみんの身体能力でも十分対抗できるようだが、避難者は自分たちの生死を握っているながみん自体が恐ろしかった。

 

戦闘狂いなのは重々承知しているが、多くの人死にが出ている状況で大笑いして楽しんでいるのだから。

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著者名:及川徹 引用元:マガジンポケット

 

 

そして頭が細切れになった保菌者が立ち上がったのに、ながみんはそれさえも大歓迎とばかりにいやらしい下品な笑いを零したのだった。

 

 

 

エリックは加勢に行った方がいいだろうと煽るが、轟はながみん一人で十分だと強気を張り続ける。

 

だがじわじわ余裕を取り戻していたエリックは、二心同体だなんだと言っても、目の前と周囲を警戒し続けるのは相当な集中力が必要で、誰が見ても明らかな疲労感から立っているのがやっとだろうと指摘した。

 

否定できない轟の背後からももう一人の海兵隊が近づいて銃口を向けた。

 

エリックはまだ自分も危険な位置にいて撃たせるつもりはないが、警戒しなければならない相手が一人増えた轟は今にも倒れそうなほど、顔中に汗を噴き出させた。

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著者名:及川徹 引用元:マガジンポケット