
ゴブリンスレイヤー
39話40話ネタバレ感想
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ゴブリン共の奇襲を察知したゴブリンスレイヤーは女神官たちと協力し、簡単に迎え撃つ準備を整えた。
敵の親玉は神託を得たダークエルフであり、ヘカトンケイルを復活させようと企んでいた。
39話
黒煙に紛れて先制攻撃を仕掛けたゴブリンスレイヤー。
涙を流して咽ているゴブリンの首を切りつけて集団の中に突っ込み、次々と首だけを狙って一撃で仕留めていく。
相手の武器も奪って効率よく先頭グループを蹴散らせば、武器を血に染めたリザードマンはテンションが上がって高らかに声をあげた。
激しく雨が降る夜。
ゴブリンは丘の上で戦況を見守っている女神官を見つけるなり欲望を滾らせ、彼らをすり抜けて一目散に向かう。

著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2019年9号
麗しい横顔を苦悶の表情に変えようと下卑た笑みを零したその時、ゴブリン共は突如現れたイナゴの大群に行く手を遮られ、あまりの数の多さに飲み込まれそうになる。
何百何千何万といそうな大群が一つの個体のように、ゴブリンにまとわりついて行く。
混乱に陥るゴブリンは女神官を襲うどころではなくなったが、全てはドワーフが見せている幻に過ぎなかった。
単純なゴブリンがおもしろいように恐怖の幻覚に包まれると、ドワーフは容赦なくノームとウンディーネの合わせ業で足元を泥濘に変え、確実に動きを止めた。

著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2019年9号
リザードマンが仕上げに薙ぎ払うと、彼は一人駆け抜けて混乱の中から抜け出した。
ゴブリンの始末をリザードマンに任せた彼は、一気にダークエルフとの距離を詰めていく。
エルフが彼の行く手を遮ろうとするゴブリンを射抜いてサポートしたおかげで全速力で走れた彼は、ダークエルフが何か仕掛ける前に自分の間合いまで持ち込んだ。
役に立たないゴブリンに歯噛みしたダークエルフは自ら剣を抜き、天井の無いプライドと共に凶刃を振るった。
それを彼は盾でいなし、棍棒を黒い顔面へと振り抜いた。

著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2019年9号
ダークエルフは紙一重で躱し、思いのほか身のこなしが優れていることを見せつけて距離を空けた。
ゴブリン以外は特に興味もない彼に構わず、ダークエルフは猛々しく自分が何者であるかをがなり立て、脅し文句をきっちり言おうとしたが、彼はナチュラルに神経を逆なでするように遮って口を挟み、まず相手のプライドを切り捨てた。

著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2019年9号
只人にバカにされる謂れのないダークエルフは、激昂して再び剣を振り抜いた。
彼はまた盾でいなすと、同じようにカウンターを繰り出そうとした。
しかし、ダークエルフの剣が生きているようにうねって、左半身を切り裂かれてしまった。

著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2019年9号