サタノファニ

サタノファニ
107話108話109話ネタバレ感想

サタノファニのエログロ画像、ネタバレ、漫画最新話と最終回、最終話、最新刊、感想、あらすじ、結末、無料で読む方法を紹介。

 

千歌たちが小島に漂着して仲直りしている頃、警備隊は真聖教団への侵入を試み、実行に移した。

しかし、先に潜入していた女が取り込まれてメデューサになり、隊員全員帰らぬ人に。

彼らを葬ったのは、真希を含む五菱の息のかかっていないメデューサたちだった。

 

107話

東京拘置所。

 

ゆるふわウェーブヘアーがアンニュイな雰囲気を醸し出している美女が護送車に乗り込もうとした時、刑務官が二葉と名を呼び止め、これから行く羽黒刑務所なら同じメデューサばかりだから、仲良くやれるだろうと励ました。

 

二葉はその言葉を素直に受け取り、感謝の言葉を返した。

 

 

また一人去り行く背中を見た清水は千歌のことを思い出し、少し照れ臭そうに伝言を頼んだ

 

心根の優しさが滲み出る他愛ない伝言に二葉は笑みを零し、確かに承った。

サタノファニ

著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2019年44号

 

 

直後、護送車の内部で爆発が起きたかと思ったら、二葉の身体を何かが貫き、地面にめり込んだ。

 

 

突然の衝撃に驚くしかなかった清水が目を開けた時にはもう、二葉の身体は上下に分かれて臓物をぶちまけられていた

 

爆弾ではなく、護送車ごと貫いた対物ライフルにより、腹部を吹き飛ばされた二葉。

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著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2019年44号

 

 

まさかの事態に感傷に浸る間もない清水は、近辺に狙撃に使えそうな高い建物がないことを知っているので、混乱に陥った。

 

 

 

遥か何百mか離れた高層ビルの屋上から狙い撃ったのは、当然真希だった。

 

ターゲットを仕留めたことをスコープで確認した真希は、梵語らしき言葉を呟いた後に、ジャック・ザ・リッパー解放と宣言した。

 

殺人鬼の人格を宿している真希が別のメデューサを暗殺し解放するとは一体…

 

 

 

所変わり横浜の夕暮れ時の住宅街。

 

 

部活の顧問に性的対象にされて性被害に遭っていた玲音はオリンピック候補に選ばれたことで俄然ヤル気を出しており、和解した親友との別れ際も気分が良かった。

 

あの頃から4カ月、血への渇望が出ることもなく平穏無事に過ごしていたが、今日はそうはいかなそうだった。

 

 

待ち構えていたようにリチャード・チェイスかと訊ねてきたのは、セーラー服姿のおぼこそうな女の子だった。

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著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2019年44号

 

 

自分の中にいる殺人鬼の名を言い当てられた玲音は警戒しながらとぼけるが、彼女は返答に関係なく真希と同じように梵語のようなものを呟いた。

 

そしてナイフを取り出し、チェイスを解放すると言いながら襲いかかって来た

 

 

突然の襲撃の意味がさっぱり分からないなりに、紙一重で躱していく玲音。

 

意外に軽やかな身のこなしに驚いた風なことをいう彼女だが、表情は変わらないままフェイントを織り交ぜた。

 

あっさり引っかかってしまった玲音は避け切れず、まともに蹴りを脇腹にぶちこまれてしまった。

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著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2019年44号

 

 

まともに息ができず、ガードレールにもたれかかってくずおれる玲音。

 

お下げ髪スパッツは反撃されなかったことに不満を漏らしつつ、髪を引っ掴んで喉にナイフを当てた

 

 

その時、誰かが警察をを呼んでくれたらしく騒ぐ声が聞こえてくると、スパッツ美少女は止めを刺さずにスタコラ逃げていったのだった。

 

 

機転を利かせて騒いでくれたのは親友の古ちゃんだった。

 

犬のモン吉がやたら吠えるので駆けつけてくれて、まさに命の恩人。

 

しかし玲音には、スパッツ美少女に殺される心当たりなど全くなかった。

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著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2019年44号

 

 

 

教室に集められた羽黒メデューサたちは、ここ一カ月で何人ものメデューサ症候群の少女たちが殺され、中には羽黒に来る予定だった子もいることを聞かされていた。

 

そして犯人が女医の手によるのとは別のメデューサだと明かされた。

 

更に、犯人たちの中に真希が含まれていると言われ、衝撃が走った。

 

 

誰よりも姉妹の幸せな未来を願った霧子はまさかの言葉に平静を失って食って掛かるが、瀬里は死んだとも聞かされ、怒りが限界を越えて殴り掛かった。

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著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2019年44号

 

 

だがギリギリで洋子が拳を止めた。

 

しかし洋子も静かに怒りを滲ませ、女医が殺したのかと訊いた。

 

女医はきっぱり自分ではなく、恨みを募らせた遺族たちによる復讐で、瀬里も数十人を殺される前に殺しているが、父親の裏切りで遺族に売られた事実を打ち明けた。

 

そして、逃走を手助けした千歌たちにも責任があるとして、厳しい言葉をかけた。

 

 

父親を信頼し、目に希望を湛えていた姉妹。

 

その父親に裏切られていたと知った霧子は、あまりの非情な結末に叫ぶしかなかった。

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著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2019年44号

 

 

女医は真希を追っているうちに掴んだのが真聖教団で、羽黒とは別系統にメデューサを作り、暗殺を実行してきたのは宣戦布告だとみなした。

 

そこで千歌たちに課せられた任務は、教団へ潜入して向こうのメデューサを皆殺しにすることだった。

 

ただ、真希以外の情報はないに等しく、作戦内容は丸投げと言ってよかった。

 

 

 

とにかく転校生として学校に送り込まれたのが、空木姓で統一し姉妹を装った千歌と小夜子だった。

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著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2019年44号

 

 

そしてもう一人、商店街の鮮魚店に霧子が従業員として潜入した。

 

自慢の料理の腕で魚を鮮やかに捌いて見せ、さっそく店主の信頼を得ていた。

 

霧子も三姉妹の一人という設定の中、母親役には羽黒では見たことのない中年のおばさんが送り込まれた。

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著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2019年44号

 

 

もちろん中身は友坂と同じように取り込まれる心配のない、天下一品の変装術を会得している美依那だった。

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