
キングダムオブザZ2巻
ネタバレ感想
キングダムオブザZのエログロ画像、ネタバレ、漫画最新話と最終回、最終話、最新刊、感想、あらすじ、結末、無料で読む方法を紹介。
突如世界はゾンビに支配され、生き残った人類は僅か。
学校で命からがら隠れ続けていた佐藤勝は、ゾンビを物ともしない強さを発揮する美少女JKの関ケ原ミキ、百鬼かりんに助けられた。
こんな世界になっても活き活きとしているミキはこの終末世界を利用し、建国を企んでいたのだ。
キングダムオブザZ2巻
車に乗って訪れたのは電気屋だった。
てっきり食料確保するものと思っていた佐藤は驚くが、ミキにはその食料を安全に手に入れるためにこの電気屋であるモノを手に入れたかった。
それは空から道路状況を確認できるドローンだった。
佐藤はおもちゃ感覚で飛ばして低空飛行のパンチラを見てはしゃぐが、ミキは道路にどんな障害があるか分からない状況になった今、目的地までの安全なルートを知るのは最優先事項だと考えたのだ。

著者名:綿貫ろん 引用元:キングダムオブザZ2巻
もちろん他にも色々物資をゲットし、食糧もたくさん積み込める大型トラックに乗り換え、拠点の学校に戻った。
しかし閉めたはずの校門が開いており、何者かが侵入していることに気づいた。
3人は警戒して敷地内に入るが、侵入者はゾンビに囲まれて木の上で怯えて泣いている、冴えない男一人だった。

著者名:綿貫ろん 引用元:キングダムオブザZ2巻
男の名前は岩佐。
例の火事を当てに集団で生活しているコミュニティから来たらしく、ゾンビ蔓延る中を命懸けでここまで来たのは、そのコミュニティが4人の男に支配されている独裁体制だからだという。
4人はまさに悪逆非道な男たちで、女は肉便器扱い、反抗的な男は危険な探索に出して口減らし、他数十人は唯々諾々と従っているだけの長いモノには巻かれろな男のみ。
岩佐は少なからずいる善良な仲間のため、助けを求めて来たのだった。
佐藤はあっさり情に流され、自分なら助けられると自信満々に語るミキに助けてやって欲しいと訴えた。
佐藤の決断で助けることにしたという流れに持っていきたかったミキは、遠慮なく佐藤に危険な役目を担ってもらう言質を取れたことに微笑み、現実を突きつけた。
非情な男たちには情けをかけず死んでもらうから、そのつもりでいろと。

著者名:綿貫ろん 引用元:キングダムオブザZ2巻
岩佐はたった3人しかいないことに不安になった。
だからミキは、戦力になるのは他に100体はいるから大丈夫だと答えた。

著者名:綿貫ろん 引用元:キングダムオブザZ2巻
この日から明後日、岩佐はミキの指示に従って元のコミュニティに戻り、想定した通りの問答に用意された答えを返していった。
4人のパーソナリティーをざっくりとでも聞いたミキはそれだけで、どんな質問が来るのか、どんな結論を出すのか細かく想定し、結果は本当にその通りになった。
少しは暴力を受けた岩佐だったが、4人は岩佐が泳がされて帰って来れたか、スパイになったかどちらかに違いないと決めつけ、迎え撃つ準備を整え始めた。
岩佐は万が一殴られるだけじゃ済まない可能性も受け入れ、ミキたちに命運を託したのだった。

著者名:綿貫ろん 引用元:キングダムオブザZ2巻