無敵の人

無敵の人2巻
ネタバレ感想

無敵の人のエロ画像、ネタバレ、漫画最新話と最終回、最終話、最新刊、感想、あらすじ、結末、無料で読む方法を紹介。

 

きづきあきら・サトウナンキ合作。

家庭内暴力の限りを尽くしていた兄の慰み者にされていたいのりは、兄と同じ無敵の人と呼ばれる犯罪者予備軍に助けられた。

代わりに、いのりは無敵の人狩りの仲間になるしか、生きる道を与えられなかった…

 

無敵の人2巻

6話から始まる無敵の人2巻。

 

今回は、無敵の人狩り勢力側の謎のおばさんの過去が描かれ、その残虐に見える人物像が掘り下げられることになった。

 

 

 

おばさんの名前は青山陽子といい、男女の双子の姉だった。

無敵の人

著者名:サトウナンキ 引用元:無敵の人2巻

 

 

地頭のいい陽子は、弟より明らかに成績が良いので教師から進学を勧められていたが、家庭の経済的事情や、双子でも男と女の違いを嫌でも意識させられ、弟が社会的に成功するために大学進学の権利を譲った。

 

陽子は弟のために何もかも我慢してきた

 

進学は当然、家でも些細な音一つに気を使うよう親から言われ、弟が勉強のために部活を辞めれば自分も辞めなければ家族の誰も納得しなかった。

 

親は男というだけで、弟を最優先し続けた

 

 

やがて弟は無事合格し、陽子は就職して実家を離れ、ようやく自分の意思で人生を決めることができるようになり、今までの死んだような人生が終わると思った。

 

しかしある日、珍しく母からメッセージが来て実家に帰ってみれば、弟が暴れ狂っている場面に遭遇したのだった。

無敵の人

著者名:サトウナンキ 引用元:無敵の人2巻

 

 

今まで散々甘やかされて勉強だけしかしてこなかった弟は、本当か嘘か、ブラック企業に勤めて心身を蝕まれたらしく、陽子が家を出てから暴れ狂うようになり、今はただの家庭内暴力を振るうどうしようもないクズニートに落ちぶれていた。

 

そんなになっても両親は弟を甘やかし、時間が解決すると思い込み、何も好転しないまま30年が経った

 

 

家と家族が腐りきっていることを陽子だけがひしひしと感じていたが、彼女もずんぐり太った中年のおばさんになってしまっていた。

 

そして暴れ、恨み言を吐き散らすだけの弟は外出すれば、溌剌と汗を流して躍動する女子高生の姿をねっとりと眺め続け、ついには声をかけ、事案を発生させるようになった。

無敵の人

著者名:サトウナンキ 引用元:無敵の人2巻

 

 

そして苦情が出ていると警察から注意されるのは、まともな陽子の役目だった。

 

 

母はとうに亡くなり、身体の悪い父は入院生活で、その世話はもちろん陽子だけが担っていた。

 

弟はたまに外出すれば女子高生に声をかけて不審者になり、家にいる時はパソコンに向かってぶつぶつと剣呑な言葉を吐き続け、人生がままならないのを他人のせいにし、恨み辛み批判コメントを飽きもせず書き続けているだけ。

無敵の人

著者名:サトウナンキ 引用元:無敵の人2巻

 

 

やがて父まで亡くなってしまったが、弟は葬式にさえ顔を出さないほど、救いようのないクズになっていた

 

 

結局中年おばさんになり、両親がいなくなっても弟の人生に縛られ続けている陽子はそれでも、弟が犯罪者にならないよう気を付け、見捨てなかった。

 

しかし弟は誰にも何にも感謝せず、ずっと庇ってきた父を悪し様に罵った。

 

 

陽子がその無慈悲な言葉を聞いた夜、弟はついに無敵の人と認定され、夜襲を受けたのだった。

 

その時の襲撃者がニルで、陽子は逆に弟の始末を手伝い、仲間になった。

無敵の人

著者名:サトウナンキ 引用元:無敵の人2巻

 

 

 

陽子の人生と経緯を聞かされたいのりは、覚悟ができずに大量に死者が出た事件を止められなかった苦痛を、少し癒された気がした。

 

こうして無敵の人を狩る協力者、通称守護者を集めているのは、奈落の羊に登場したあの人物だった。

無敵の人

著者名:サトウナンキ 引用元:無敵の人2巻

 

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