なんでここに先生が
101話102話103話ネタバレ感想
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二人の先生とくっつく新たな試みがなされ、二つの世界線を描いた前クール。
天才発明家のコミュ障先生と、ちっぱいで男性恐怖症のイケメンビューティー。
それらに続くのは、どうも荒そうなヤンキー風…
101話
小林少年は代々続く医者の家系に生まれ、生まれながらにして家を継ぐものとして医者になるべく、勉学に励んできた。
だから娯楽も禁止されていたのが、ある日、せめて読み切り作品の一つくらいならいいだろうと、漫画雑誌を手に取ったことが人生の目標を変えることになったのだった。
その一作にドハマりした彼は、自分で夢を見つけたのだ。
著者名:蘇募ロウ 引用元:ヤングマガジン2020年20号
3年後、彼は漫画識者として友人におすすめを紹介するようになっていたが、3年経っても変わらず例のミナト先生読み切り作品を隙あらば薦めていた。
それを薦めている時に、生徒たちが恐れるヤンキーな皆本先生に咎められて没収されそうになるが、彼は校則を盾に、漫画の持ち込み自体は禁止されていないと反論。
粗相をするほどビビっているのに、ミナト先生作品にな並々ならぬ想いがある彼は勇気を出すが、ヤンキー先生に理屈や正論など通用せず、強引に没収されてしまうのだった。
著者名:蘇募ロウ 引用元:ヤングマガジン2020年20号
人生のバイブルを失った彼は放課後に職員室に向かうも、先生はもう帰った後だった。
トボトボと家路を辿り、ぶつくさ先生への恨み言を言いながらアパートの階段を上がっていった。
すると我が家の横に、皆本先生がいるではないか。
今日引っ越してきたらしい先生と、漫画編集者になる夢を語り、家から追い出され、自活しながら学校に通っている小林。
高校生にしてハードな毎日を送っているが、それでも彼の心は叶えるべき夢のおかげで充実していたのだ。
すると先生は、静かに入れと促した。
ビクつきながら正座で用件を待つ彼だったが、何を説教されるわけではなく、先生はちゃんとミナト先生ファイルを返してくれた。
そこで口を滑らせた先生は彼のミナト先生ラブ魂に火を点けてしまい、もう一つ口を滑らせてしまった。
著者名:蘇募ロウ 引用元:ヤングマガジン2020年20号
明らかに漫画家先生を知っている口ぶりにテンションが爆上がった彼は怖さも吹き飛んで詰め寄り、転ばせてしまう。
風呂場に尻餅をつかされた先生はシャワーコックを捻ってしまい、引っ越し初日にびしょ濡れ透けチクにされて殺気立った。
著者名:蘇募ロウ 引用元:ヤングマガジン2020年20号
とは言え生徒にブチ切れたりせず、ダンボールからタオルを取ってくれと怯える彼に指示するが、適当に開けた彼が見たものは可愛らしい下着の数々。
背後から殺気を感じた彼はまた適当に開けようとするものだから、先生は慌てて止めに入った。
とにかく開けさせまいとグイグイ迫る先生を何とか押し返し、濡れパイの感触を顔から離した彼だったが、今度は濡れ透けパイの全容が目の前になり、そこでやっと先生も透けチクに気づいた。
著者名:蘇募ロウ 引用元:ヤングマガジン2020年20号
だが、それで発情してしまったのか、彼は離せと言われてもむしろ押し倒した。
先生は凄んでビビらせようとするが、彼は二ヤリと微笑むだけで、表情はまさに欲情した変態のそれ。
ヤンキー風でも男の力には敵わない先生はついに恐怖し、涙を溜めて弱音を漏らした。
著者名:蘇募ロウ 引用元:ヤングマガジン2020年20号
しかし、彼は先生の指にペンだこがあるのを見つけ、漫画描きだったんだろうと思って嬉しくなっているだけだった。
先生は否定するが、物的証拠を見られて追い詰められていく。
漫画を描く道具はおろか、彼がかつて出したファンレターまで見られてしまったのだから…
