
ヒットマン9巻
ネタバレ感想
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幸先悪い船出だったが、声優のキャスティングは声のイメージにぴったり合う人が選ばれた。
剣崎はアプリゲームとのコラボを成功させるために、ベンチャー企業の若女社長のドスケベ面談に赴き、とんでもない目に遭わされるが、災い転じて福となす…
ヒットマン9巻
小鳥遊の希望でOP曲をヒロイン役の神宮寺が歌うことになったが、とても上手いとは言えない並みの歌唱力で任せるのは厳しかった。
そんな事実を突きつけられてショックを受けた神宮寺は財布まで無くして帰れなくなり、剣崎が見かねてちょっと遠い一人暮らしの部屋までタクシーで送り届けた。
そこで神宮寺が福島出身、ハードにバイトしながら学校に通い、声優までやっていると知り、おまけにコテコテの方言を使っているところも耳にした。

著者名:瀬尾公治 引用元:ヒットマン9巻
そして彼女が家族のために声優として売れたいと思っているのに胸打たれ、最高のボイストレーナーを紹介することにした。
その最初の目論見は叶わなかったが、飲み仲間伝にヘッジホッグスのボーカルこと、氷無小雪が協力してくれることになった。

著者名:瀬尾公治 引用元:ヒットマン9巻
神宮寺の歌唱力問題はどうにかなりそうだったが、島風のアニメを担当している敷島がキャラデザでトラブルが起こったと泣きついてきた。
島風は自分のキャラがヒョロガリホスト風にされたことに怒りを覚え、こんなのは歴戦の騎士ではないと言う。

著者名:瀬尾公治 引用元:ヒットマン9巻
こうして剣崎も間に入り、制作側に島風の要望を伝えに伺った。
そしてキャラデザを担当したアニメーター菊池の並々ならぬ圧を感じ、この問題がスムーズに解決しないことを感じ取った。
制作側もできるだけ穏便に、島風の元の絵よりウケるデザインにしたつもりだし、全てはヒットさせたい一心のことだといい、作家本人を説得するよう頼み込んできた。

著者名:瀬尾公治 引用元:ヒットマン9巻
こうして剣崎は、担当作家と制作側の板挟みに追い込まれた。
夏目に相談した剣崎は自分が誰のため、何のための担当なのか考え、島崎には伝えずに制作側を説得する方向で動いた。
しかし、制作側は作家のためのアニメ作りではないし、売れるアニメを作って社員を食わせ、面白いアニメを作ってファンに届けるのが仕事だと譲らない。
すると菊池が、キャラデザ・作画監督・原画を担っている自分への気遣いもあるだろうと監督の意見を擁護しつつも、島風に赤ペン修正されたことへの怒りを言葉とは裏腹に圧で示した。

著者名:瀬尾公治 引用元:ヒットマン9巻
だからか、自分の半分の年齢以下の子供の骨格修正が全くなっていないことを教えてやると宣言し、甘んじてキャラデザ修正を受け入れたのだった。
その直しを見た島風は、悔しさを押し殺して真似したいデザインだと答え、折れたのだった。
一方、神宮寺のボイトレはなかなかいい感じに上達しているようで、ヘッジホッグスメンバーも乗り気で練習を手伝っていた。
そこで剣崎はどうにか神宮寺をボーカルに、ヘッジホッグスをバンドに迎えたコラボで曲を作れないか考え、レコード会社の枠を超えてできるグレーゾーンの方法を思いついた。
氷無がヘッジホッグスの前に所属していた覆面バンドとして顔を隠せば、誰が演奏しているか分からないと言う寸法だった。

著者名:瀬尾公治 引用元:ヒットマン9巻
そして、神宮寺は歌唱力の中でも特に、表現力があり得ないほど感じられるようになり、別人のように上手くなっていた。
ルックス良し、歌唱力良し。
まさに次代のトップを担える声優に短期間で仕上がっていた。

著者名:瀬尾公治 引用元:ヒットマン9巻