サタノファニ

サタノファニ131話132話133話
ネタバレ感想

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龍野と再会したことで過去を振り返ったあやは、気にかけてくれるカチュアに昔話を始めた。

クズばかりが集う村で母親共々村八分状態にされ、性的イジメも受けていたあやは、助けてくれた龍野に好意を抱き、苦しみを打ち明け、勧められるままVRで剣術を学んでいった。

やがて相当な強さを身に着けた頃、村で前代未聞の猟奇殺人が起きた。

 

131話

無残に殺された男の葬式が行われ、村民たちが集まった。

 

 

一人息子を失った両親の落ち込みようは相当なものだったが、村長はそんなことよりこの小さな村の面子を気にかけていた。

 

警察には口裏を合わせて、不審者の目撃談を話させ、自分たちで犯人を葬るつもりだった。

サタノファニ

著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2020年25号

 

 

村民が犯人だと分かっていて私刑に処すつもりの男たちは、龍野が来てから凶暴性をどんどん増していた。

 

 

 

そんな事件に関わらず、あやは足繁く龍野の元に通い、VRで侍アクションゲームのような世界に入り、凶悪な敵と戦って剣の腕を磨き続けていた

 

 

初めてVRゲームを始めてから早2年。

 

鎧武者に巨漢鎖分銅、般若くのいちを無駄のない動きと剣捌きで容易く倒せるほど強くなっていたあやは、斬ると突きの基本技を高め、まるで忍者のようになっていた。

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著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2020年25号

 

 

刀は無駄に押し込まずに触れるように引けば肉を裂き、攻撃を受けないために疾く小さく動くことを徹底した。

 

それでも、ラスボス感が凄い赤鬼には未だ勝てないでいた。

 

和風アクションらしいガチムチ赤鬼はデカ包丁と火縄銃の遠近攻撃を繰り出してくるが、あやはそれを掻い潜って懐に飛び込み、一撃必殺を狙った。

サタノファニ

著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2020年25号

 

 

最適な戦い方に思えるがそれでも勝てず、龍野の励ましは嬉しくも悔しく、ゲームの前後に渡されるよく分からないを疑いもせず飲み下していた。

 

 

今ではそれが発火薬のようなものだと分かるし、VR療法といって見せられた映像も羽黒のそれと酷似しているのが分かった。

 

しかし当時のあやは、全て自分のためになるものだと信じていた。

 

 

 

そうして赤鬼へのリベンジを誓いながら自転車を漕いで家路を辿っていた冬の夜、ひと気のない切通しの道を走っていると、街灯の下に佇んでいる村長の母親に声をかけられた。

 

開口一番、喧嘩腰に話しかけてくるがあやは怒りを抑えて無言で走り抜けようとするも、ババアは龍野のところに通っている母親と同じアバズレ娘だとはっきり喧嘩を売ってきた。

 

あやはそんな酔っ払いじみた絡みよりも、ババアの背後で血塗れの男が倒れている方に驚いた

 

するとババアは大口をあげて淫乱呼ばわりするなり掴みかかり、犯行を自供しながらあやを押し倒し、今夜二人目の犠牲者にしようとする。

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著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2020年25号

 

 

そのパワーはとてもくたびれたババアのものとは思えず、あやはマフラーで首を絞められながら何とか助けを呼ぼうとするが、ババアはこの時間帯に人通りがないことは調査済みで、もう一回淫売親子と罵った。

 

しかしあやは優しい龍野の顔を思い浮かべ、罵り返してやった。

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著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2020年25号

 

 

するとババアはクソのとこだけ認め、フリッツ・ハールマンだと名乗った。

 

フリッツ・ハールマンとは、数十人を殺害して人肉を売り捌いたとされるドイツの殺人鬼であり、喉笛噛みちぎりで殺しまくったハノーヴァーの狼男だった。

 

 

 

あやは全く理解できないまま喉笛に噛みつかれるが、死に物狂いで伸ばした手で掴めた木の棒をババアの喉に突き刺してやった。

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著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2020年25号

 

 

それで何とか返り討ちにできたはずなのに安心する間もなく、ババアは満面の笑みで立ち上がったのだった。

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