
王国へ続く道 奴隷剣士の成り上がり英雄譚
ネタバレ感想
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物心ついた時から、殺し合いが見世物のコロシアムで剣闘奴隷だったエイギル。
皮肉にも命を懸けた日々の生活で戦闘の才能を開花させ、連勝に次ぐ連勝で生き残り続ける中、生まれながらの巨根が活路を開く日が訪れた…
王国へ続く道1巻
自分の年齢も知らないエイギルは、おそらく十三、四だと自分で思っていた。
ここでは男女関係なく剣闘奴隷として扱われ、女はしょっちゅう犯されていたし、娼婦としても働かされていた。
いつ殺し合うかも分からない相手の名前を知る気も覚える気もないエイギルは、大剣一本で百以上も勝ち続けてきた、一際評判の奴隷だった。
そして今日も少年の右腕と首を斬り飛ばして、あっという間に勝利数を積み上げた。
しかし一戦では終わらず、胸糞悪くも少年の親か何かと思われる男との連戦を組み込まれた。
家族の男は少年に比べればかなり剣の腕に覚えがあるようだが、エイギルの強さが大剣を自在に操る筋力だけだと見誤り、程なく文字通りの真っ二つにされてしまうのだった。
男は男娼の仕事も負わされることがあった。
一気に二人を屠ったエイギルの戦いぶりに惚れたのは男爵夫人で、一目見てその巨根で荒々しく突かれる快楽を想像する好きモノだ。
しかし、エイギルの主人はサービス精神が強すぎたバカで、血塗れの大剣を持たせて夫人の興奮を煽ろうとしてしまった。
手枷もない状態で大剣を握らせてもらえたエイギルは逃げる最高のチャンスとしか思えず、衛兵、主人、夫人を躊躇なく殺し、逃げる道すがらの奴隷たちを解放し、いつぶりか分からない外の世界を見たのだった。
半年後、エイギルは傭兵とは名ばかりの盗賊団に身を寄せ、段違いの強さから用心棒的な立ち位置を築いていた。
強奪・殺人、強姦の手助けも何とも思わないほどだったが、奴隷生活で女の悲鳴や喘ぎを聞き飽きているせいで、女を抱きたいなんて思わず、未だ巨根は使われないままだった。
やがて豪勢な行商を襲う計画に参加し、悪魔の森と呼ばれる場所に踏み込んだ時、大樹を家にして住んでいる一人の絶世の美女と出会った。
ルーシィ=ユークトヴァニア。
家名を持つ貴族、顔も身体も最高の女に色めき立った男たちの下卑た欲望を向けられてもずっと冷静なルーシィは、一人ずつ相手をするという。
そして最初に楽しんだ頭領はカラカラに干からびた状態で飛び出してきたかと思うと、枯れ枝のようにボキッと体が折れ、続いて血を吸い尽くしたらしい恐ろしいほどに美しい裸体のルーシィが出て来た。
神の悪戯か、悪魔の罠か。
人をゴミのように扱う膂力に、絶望を感じさせるだけで死に至らしめる不思議な力。
ずっと死と隣り合わせに生きてきたエイギルだけ強い精神力で耐えきったはいいが、安心するにはまだ早く、壊した玄関口の修理と死体の片付け、定期的な血の提供、その都度抱くことを殺さない条件に出されたのだった。
一目見てエイギルが童貞で辛い生活を送ってきたことをルーシィは見抜いていた。
抱いて欲しいと囁かれたエイギルはかつてなく股間に血が集まってフル勃起し、理性を無くしてルーシィを抱きたくて堪らなくなった。
それを微笑ましく感じたルーシィは片手で彼を持ち上げ、家の中に連れ込むと拙い愛撫もそこそこにさせて、どこに突き入れればいいか見せてあげた。