
終末のハーレム84話85話
ネタバレ感想
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無事にウイルスに免疫のある男の子が産まれ、火野は歓喜の絶頂に。
怜人は絵理沙と美来の望みのまま、美女二人の魅惑的な3P誘惑に根負けし、神秘的な洞窟内の泉のそばで二人相手に子種を注いだのだった。
しかし、しつこいクロエの奇襲が間近に迫っていた…
84話
ちゃっかり怜人一行の動きを掴んでいたクロエ部隊は、既に森の中に降り立ち、隠れ家洞窟に踏み込み始めた。
容赦ないナンバーズの射殺命令を受け入れ、男をこの世から消す思想に賛同した恐ろしい女たちは、果たして個々人でどんな考えを持っているのか。
一方、洞窟内は更に幸せなオーラに包まれていた。
怜人は今更美来と指が触れ合っただけでドキッとし、彼女も同じく気恥ずかしいのか頬を染める。
そして大した経験値の違いもないのに余裕ぶっている絵理沙は、そんな二人に微笑みを向ける。
彼の肩についている髪の毛は、自分のか美来のか?
Sっ気を出してくる絵理沙のからかいをスルーした彼が火野を気にし、ゆかりと部屋で休んでいると答えた絵理沙がこれからどうするか切り出すと、まずは美来を調整機に入れるのが先決だと彼が答え、火野たちとの別行動を進言。
それを美来が申し訳なく感じたその時、けたたましいブザーの音が洞窟内に響き渡った。
肩がビクッと跳ねてしまうその音は、来訪者を告げる音だった。
クロエ部隊は応対を待たずにドアを蹴破って雪崩れ込んだが、不穏な気配を察知した彼らは裏口から山の反対側へ脱出を図り、居住区にはもういなかった。
これも麗亜を慕う女一人が抜かりなく用意していたおかげの、素早い脱出劇。
ゆかりをストレッチャーに乗せて男二人が押して走り、程なく反対側に抜け出ることができた。
雲に薄っすら隠れた満月の夜、ギリギリで奇襲を躱し、一心地つけたのも束の間、殺気を感じた翠が咄嗟に彼を引き倒した直後、銃声が轟いた。
乾いた二発の銃声の一つ、あえなく左胸を撃たれたのは幸せの絶頂にいた火野だった。