
秋の鹿は笛に寄る3巻
最終回ネタバレ感想
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たけるとまつりの思いは擦れ違い、凪は流産してまた彼との精子提供関係を結んだ。
しかしたけるは凪への想いが募り、まつりと別れる決意を固めていくが、恋だ愛だのより現実的な考えで結婚を考えているまつりは一人盛り上がっていく。
それでも別れを切り出されたが受け入れず、ついに凪とまつりは裸の付き合いで再会する。
秋の鹿は笛に寄る3巻
営業先での打ち合わせが終わったタイミングで、凪はまたセック〇して欲しいと持ちかけた。
たけるがまつりと別れようとしたのを察知した凪は、先日の裸の付き合いでフォローを入れて誤解だったと思わせていた。
そして改めて、まつりと別れれば妊活契約も終了だと告げた。
そう言われたら、凪と繋がっておきたいたけるは頷くしかなかった。
どこまでもシビアにビジネスライクに、あくまで精子提供だけを男に頼って会社との合同プロジェクトを遂行しようとする凪。
彼女の背中を押し、土台をしっかり支えていたのは、人事・広報・経理・カスタマーで管理職に就いている女性上司たちであり、彼女たちも個人的な思いを抱えつつ女性の地位向上のために動いていた。
そんな折、女性活躍推進法により作られた企業認定制度に我が社が認められたことで、凪のロールアップモデルが頭の固い男性幹部たちも理解するところとなっていた。

著者名:きづきあきら 引用元:秋の鹿は笛に寄る3巻
仕事の成果に対する男性と同等で平等の評価。
そんな当たり前が彼女たちが求めることだった。
そしてまた凪とホテルに入ったたけるは、どうやってまつりとの別れ話をなかったことにしたのか不安に思いながらも、どれだけ凪を求めていたのか思い知り、欲望のままにむしゃぶりついた。

著者名:きづきあきら 引用元:秋の鹿は笛に寄る3巻
あの元婚約者と同じように、凪に溺れている自覚が芽生えた。
片や凪はまつりが余計な詮索をしないようにSNSでアリバイ工作をし、二回戦目の二発目を求めた。

著者名:きづきあきら 引用元:秋の鹿は笛に寄る3巻
まさか、その工作でまつりの新たな感情を大きくしているとも知らず。
そんなタイミングで、まつりは決め打ちの下らない社内会議に出席させられ、女子=恋愛の論調に呆れかえった。
しかし、その愚痴を後輩に吐き出せば正論で返され、結婚前提の彼氏がいるが故の余裕から出る考えだと指摘されるが、まつりはそもそもたけるに対し、恋焦がれるような感情から結婚を望んでいるのではなく、自分が上の立場に感じられて共に生活する上で支障がないと思ったからだった。

著者名:きづきあきら 引用元:秋の鹿は笛に寄る3巻
あくまで条件ありきの就活みたいなものが、まつりにとっての恋愛。
そう言うと、恋愛脳な後輩にもっと恋愛を勉強した方がいいと指摘されるのだった。
その夜、たけるの心が離れているのが分かっていたから、少し勇気を出して夜のお誘いをしてみた。
結局断られてショックを受けるが、自尊心を保つために相手を気遣うことをせず、世に蔓延る女性らしい恋愛観を否定した。

著者名:きづきあきら 引用元:秋の鹿は笛に寄る3巻
別れ話を切り出され、触れられなくなっても、いずれ結婚する。
結果が想定通りならトキメキなんていらないと言い聞かせた。