
賭ケグルイ妄4巻
ネタバレ感想
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美化委員から抜け出せず、生徒会にもギャンブルを仕掛けてチンチロリンのパリピギャル。
妄の狂いっぷりに振り回されているようであり、綾女は秘めた賭けグルイな面を時折滲み出していた…
賭ケグルイ妄4巻 濡羽綾女という女
妄が美化委員室の机の上に拳銃をほっぽり出しているものだから、綾女は直愛が言うところのやけに篤い信頼感に戦々恐々としていた。
その頃、妄は鳳那々を捕まえ、売春斡旋について問い詰めていた。
非行を越えて最早犯罪の域。

著者名:柊裕一 引用元:賭ケグルイ妄4巻
美化委員など恐るるに足らずと思っている鳳はあくまで自由恋愛を仲介しているだけだと言い訳するが、既に生徒会長の桃喰に報告したと言われれば、強気に構えていられなくなる。
その時、借金を背負わせて男たちとマッチングさせていた女生徒から次々に借金を返すからウリはキャンセルすると連絡が入った。
もちろん桃喰が生徒会として借金を立て替え、恩を売ったからだった。
女子たちを用意できなければ、仲介を頼んでいる裏業界の人間の怒りが自分に向けられる。
鳳は最悪の想定が浮かび、自分が身体を売らなければならない未来に慄いた。

著者名:柊裕一 引用元:賭ケグルイ妄4巻
しかし妄はちゃっかり、winwinな話を用意していた。
会長に報告したのはまだ売春リストの半分であり、残り半分に目を瞑って欲しければギャンブルを受け入れろと交換条件を突きつけたのだ。
金など欲しくはない妄が賭けるのも求めるのも命。
リストを取り戻すには勝つしかない鳳に持ちかけられたのは、吊りビンゴゲーム。
数字が揃ってどこか一列が揃えば上がりとなるビンゴだが、上がった時に数字の合計分だけ首にかけられた紐が吊り上げられる。
意識を失うか死ぬかで負けが確定する、吊りビンゴゲームスタート。

著者名:柊裕一 引用元:賭ケグルイ妄4巻
しかしさすがに本当に死ぬかもしれないギャンブルなど狂っているとしか思えず、これは殺人だと鳳は喚く。
だが妄は、鳳が女生徒たちをハメて騙して身体を売らせるとんでもない鬼畜外道なのを知っているからこそ、楽しませてくれると思っていた。
妄は言わずもがな狂っている。
妄もそうだが、鳳はギャル委員たち全員が当たり前のように受け入れているのが怖かった。

著者名:柊裕一 引用元:賭ケグルイ妄4巻
死を突きつけられたギャンブルと異常者たちに囲まれた鳳は、自分の罪を棚に上げて恐怖から泣き出してしまう。
いくら責められようと、あくまで借金返済方法を提案しただけで全く悪くないと思い、理不尽なこの状況に悲しみが込み上がるが、すぐに怒りがそれを覆い隠し、殺られる前に殺ってやると覚悟を決めた。

著者名:柊裕一 引用元:賭ケグルイ妄4巻
鳳がヤル気になったところですぐにカードが配られるが、彼女はさっそくカードを勝手に選ばれるなど不正行為を疑わないわけにはいかないと物言いをつけた。
その強気とギャンブルモードに滾った妄は、イカサマ無しは当然、ゲーム中に一度だけ相手のカードと交換できるチェンジ権を鳳にだけ与えると付け加えた。
自分だけ圧倒的に有利な権利を与えられた鳳は、ありがたく受け取り、殺されたい願望通りに殺してやると意気込み、再度吊りビンゴゲームがスタートした。

著者名:柊裕一 引用元:賭ケグルイ妄4巻