ガイシューイッショク
30話31話32話ネタバレ感想
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親とみちるを会わせる予定ではなかったが、帰らすのが遅れて玄関で鉢合わせ。
悪い笑みを見せたみちるはこの状況を楽しもうと思ったようだが、編集の石井をバカにされてガチ切れし、小森は変態に育ってますよと罵りまくったのだった。
30話
目の前で息子を散々に罵倒された父は、さすがに気色ばんで睨み返した。
まさに一触即発の不穏な空気が一気に充満していく。
しかし罵倒された張本人が大きく手を叩いて無理やりお開きに持っていき、父をなんとか宥めすかして帰らせようとするから、母もありがたくそれに乗っかり、怒りが治まらない夫の背中を押して逃げるように帰ることにした。
親子3人が騒がしく消えていくと、まず判谷がみちるの啖呵にキャーキャーと騒ぐが、渦中の二人に感動する様子などまるでなし。
石井も庇ってくれたことには感謝したが、あんなことをされても嬉しくないとはっきり伝え、感情に任せた悪手だったことを突きつけた。
一方、駅へ向かわされる父は全く怒りが治まらずに、無礼だ、あんなのと結婚するな、縁を切れと捲し立てるので、息子も編集のことを悪く言うからだと擁護に回った。
すると父はそこで、悪くいったつもりはなく、若い男と同居するくらいなら、今は使っていない我が家の離れを貸し、画業に集中させてやりたかっただけだと意図を説明。
呆気に取られた家族二人は、回りくどすぎる厚意の伝え方にしっかり苦言を呈しておいた。
だから悪気はなかった父はすっかり背を丸めてしょぼくれてしまい、改札まで見送った息子は小さくなっていく父の背中が切なくて仕方なく、ちょっと泣きそうになるのだった。
そのまま暗い気分で帰ると、食器も菓子も当然だが片付けられておらず、まずそれをしなければならない彼は急激にイラついてきた。
そして声をかけても返事がないのでみちるの部屋に入ると、布団の膨らみに向かってうちの親に対してもあれは酷すぎだと言うが、反応なし。
その子供じみた無視にまたイラつかされ、無理やり引っぺがしてやると、みちるは本当に子供みたいに咽び泣いている真っ最中だった。
しかしその涙は彼の両親に無礼を働いた懺悔や後悔などではもちろんなく、第一に自分への謝罪もない彼の態度にももう一回キレ散らかし、膝蹴りをお見舞い。
その勢いでもってこちらに一切非はなく、なぜ約束の時間までに帰らせなかったのかの詰りから始まると、怒涛の勢いで罵詈雑言を浴びせかけまくった。
父親を改めて否定されまくったのは、ある意味仕方ないところもあるが、みちるのキレ泣いている理由が石井に嫌われたからだと分かると、ちょっと意味が違ってくる。
全部聞き終えてから一息吐いた彼は冷静に、嫌われたのは完全に自業自得だし、本当に全く悪いと思っていないのか確かめても変わらないようなので、もう議論はやめることにして、どちらが悪いかお約束の勝負で決めることにした。
結局、親の復讐を装ってエロいことをしたいだけだと思ったみちるは侮蔑の笑みを漏らし、堂々と受けて立った。
直後、彼は今までのような小細工は捨てて男のパワーでもって壁に押さえつけ、股の間に片足を突っ込んで身動きを封じてやった。
時間制限なし、心から反省するか土下座百日かの勝負が始まるや、彼は容赦なく後ろから割れ目を擦り始めた。