
淫らな邪教に巣食うモノ4巻5巻
ネタバレ感想
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ここみを虜にし、求められるままスパンキングで悦びを与えた亨。
毎夜行われる子供同士のベッドの中の重なり合い、キリオはいつもの調子で粋がるが、強く握られ果てなく求められると日和るヘタレな一面を晒す。
数人が激しくメンヘラ化していく中、キリオが凶行に打って出た…
淫らな邪教に巣食うモノ4巻
嫉妬、憎しみ、イキ過ぎた信仰心。
凶行を起こしたキリオは捕まるものかと逃走するが、地面から湧き出た黒い渦に飲み込まれた。
ルルイエのものの気配を追っ払う佐渡喰は、無数の触手で形成されたようなこの世ならざる化物の形をしていた。
亨はその一本が身体をすり抜けているのを冷静に感じながら、相変わらずのゲーム脳で闇堕ちを防ごうと気を張った。
腹を刺されて血の気を失っていく優芽の容態も冷静に見た亨は、隠し持っている石を握りしめて祈りを込めた。
すると優芽の顔色がみるみる良くなっていき、奇跡の完治で何事も無いように起き上がった。
さすがに姉が助かったことに亨が珍しく取り乱して喜ぶと、代わりにここみの魅了状態が元に戻った。
ハッと素の状態に戻ったここみはまず、腹を刺されて究極のドMの悦びを感じている最中のかさねに気づいた。
かさねは本当に、一刻を争う状態だった。
ここみの懇願で亨の奇跡が使われ、かさねも命拾いすると、ここみは自分を操った不思議な能力に俄然興味を抱くのだった。
そして急いで部屋に戻り、どうにか子供たちには夜の抜け出しを気づかれずにベッドに戻ることができたが、大人たちはさすがに異変に気付いていた。
そして、片方だけの子供の靴が発見された。
翌朝、キリオがどこに行ったのか代表で訊かれたここみが正直に知らないと答えると、容赦なく全員に再教育が申し渡された。
ここみ曰く、再教育とはちょっとした地獄だという。
翌日の予定を考え、亨、ここみ、いさりの三人が最初に受けることになった。
まずは洞窟の中のサウナ部屋で沐浴という名の我慢大会を強いられ、ひたすらに耐えて毒素を出すという苦痛を受けなければならなかった。
単なる物好きだけがする汗流し行為を真面目に受けていられない亨は、しとどに汗をかいて乳首まで透けさせているここみの身体に生唾を飲み込み、母乳は出ないのかと思ったまま口にした。
そうしてまだ軽口を叩ける余裕があるうちに、いさりは昨夜何があったのか二人に訊ねた。
結局、最初にぐったりしてヤバい状態に陥ったのは亨だった。
サウナから連れ出したはいいが水もなく、二人がどうしようかと考えたその時、いつの間にかそこにいたセーラー服の少年少女が水をくれた。
洞窟の中にはあまりにミスマッチなこの二人は、キリオの行方を捜すため、子供たちが何か隠していると睨んでいる教団の幹部たちが差し向けた拷問役の刺客だった。
水をもらって助けてもらえたのにこいつら呼ばわりする亨にも気分を害した様子のない彼らは、それぞれ小佐田ゴ、アだと名乗った。
その名前を聞いた時、ここみは以前にどこで二人を見たのか思い出し、身体が震えた。
亨たちと同じ年頃にしか見えない小佐田兄妹だが、一気におぞましい得体の知れない化物に見えてきた。
そしてまた亨が遠慮なく暴言を吐くと、何らかの力で気絶させられてしまうのだった。
亨たちが目覚めると岩に縛り付けられており、一人一個ずつバケツが用意されていた。
おしっこを漏らした時の用だと言われるが、亨はそれさえも何をされるのかワクワクして緊張感を持てない。
小佐田兄妹の説明はさっぱり理解できない世界の話だが、亨はバッドエンドに進んでいそうな状況でも、やはりゲームになぞらえて心が浮き立った。
最初に選ばれたのはいさりで、舌をまさぐられ装束をはだけられて触られても、何も知らず話せることのない彼女はされるがままになるしかない。
そしてアの手が、皮膚を破ることなくいさりの下腹部の中に侵入していく。