ヴァンピアーズ2巻
ネタバレ感想
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祖母の葬式に現れた金髪の絶世美少女はファンタジーな存在、計り知れない時を生きる吸血鬼だった。
アリアに一目惚れした巨乳少女の一花は、彼女の殺して欲しいという願いを拒否したが、あれよあれよとアリアやその眷属が我が家に入り込み、同居することになった。
それだけじゃなく、アリアは転校生として同級生になるし、眷属の咲耶は保健の先生として潜り込んで新生活を始めるのだった。
ヴァンピアーズ2巻
転校生として一花の傍に入れるように潜り込んだアリア。
すぐさま同級生女子たちに囲まれ、鋭い犬歯に気づかれると、事も無げに吸血鬼だからと暴露するが、現代っ子は冗談としか受け取らなかった。
さすが年の功と生まれのせいか、英語は堪能で日本の歴史も経験してきたから教科書に載らないようなことを逆に知っている。
一花は目的が気になってしょうがないが、やっぱり極上の笑顔を見せられると、自分に都合よく考えるしかなかった。
急にキラキラ光り輝いて見え始めた学校生活。
理科の実験で滲み出る同級生の血。
保健室に行ったらば、保健医になった離れ巨乳の咲耶が昼間から酒を食らっているのでアリアに制裁を食らわされるが、美少女好きアルコールドランカーでも、ちゃんとした医師免許を持っているらしい。
普段の行いに似合わず医者なんてできるのは、吸血鬼コミュニティの中で怪我や病気を治せるようにしているからだった。
ともあれ指に軽い怪我をした真帆は、咲耶の術中に陥って指をしこたま舐られて変態医師のオカズにされてしまう。
そして友達が性的に搾取されている姿にドキドキしちゃった一花もアリアに吸われて、異常なJCになってしまったなと実感するのだった。
血を与える気持ち良さに酔いしれた一花が目覚めると、すっかり放課後に。
同じくアリアに生きていて欲しい咲耶を味方につけた一花が、ストレートなアリアへの好意を言葉にすると、彼女はある情報を授けた。
部活動見学をしていたアリアと合流し、さっそくひと気のない教室に連れ込むと、血を吸わせた報酬として有無を言わさず濃厚なキスをぶちかました。
人智を越えた年齢でも見た目通りに頭の中身も恋愛レベルもお子ちゃまなアリアは、実はキスも未経験で恋する感情も芽生えていなかった。
だから性的接触は、まだまだ苦手分野だった。
ファーストキス同士で最高に嬉しかった一花は、これから吸血の見返りにキスをもらうことに決め、今までの三回分を取り戻すべく、家に帰ってからも一発チュッといただいた。
こうなったらアリアは禁血を宣言すると、一花が女子更衣室で下着姿やうなじをアピールし、アリアを誘惑からかい始める。
それでもアリアは断血を貫いた結果、みるみる顔色が悪くなって、ついに風呂上がりにまた下着姿の一花を見て気絶してしまうのだった。
血は吸わずとも死にはしない、でも吸血鬼では聞いたことがない断血で気絶。
ならば看病して好感度を上げて、ガチ惚れさせてやろうと一花は企んだ。
しかし、アリアは咲耶に頼んでウシ胎児血清をお取り寄せさせ、生き血を吸わずとも済むようにしたのだった。
