
エリカふたたび
ネタバレ感想
エリカふたたびのネタバレエログロ画像、漫画最新話と最終回、最終話、最新刊、感想、あらすじ、結末、無料で読む方法を紹介。
知る人ぞ知るサイコサスペンス漫画「エリカ」の正統続編。
下手に関わってはいけないエリカが起こした惨劇から二年、社会人になったエリカの周りにはクズだらけで、彼女は再び狂気を抑え切ることができなくなった…
エリカふたたび
ある商社に勤めていたエリカは、同僚から酷いイジメを受けていた。
ここでも体臭をからかわれ、蔑まれ、嫌われ、女性社員を率いている外道の莉子に仕事を押し付けられるパワハラも受けまくっていたが、カウンセラーの言葉を信じて黙って耐えていた。
20歳になったエリカは、明るく楽しい未来が待っているという励ましの言葉を愚直に信じ、何の抵抗もせずにいて、言われた通りに野菜の糠漬けを愛情込めて仕込み続けた。
だから性処理係として雇ったゲス社長の思惑なんて、気づきもしていなかった。
社長がゲスな鬼畜なら、その会社で働ける社員も同じ。
丹精込めて作った糠漬け入りの弁当をぶちまけられたエリカは、さすがに怒気を孕んで睨み返すが、莉子は暴力を振るうのにも抵抗なく、足蹴にできた。
そして追い打ちに髪まで切り捨てられたが、それでもエリカは薬を飲んで負の感情を抑え込み、新たな糠漬け作りで気を紛らわせた。
もう警察の案件になる事態でもエリカが出社してくるので、以前までイジメの標的だったほのかは呆れ、さっさと辞めた方がいいと促した。
しかしエリカは、明るく楽しい未来が待っていると信じ、きっぱり辞めないと言い切った。
このほのかからの接触で二人の距離は縮まり、エリカは社長にフェラさせられたことまで事も無げに打ち明けたが、ゲス鬼畜でも縋れるものは他になかった。
ほのかが味方になったことでエリカへの当たりも弱まったように見えたが、それもわずかな間だけだった。
自分の思い通りにならないと気が済まない莉子は、今度こそほのかが小賢しい真似などしないように思い知らせた。
後日、何日も音信普通だったほのかは、雨の中をフラフラと車道に飛び出し、車に轢かれて亡くなった。
轢かれる前から既に心身ともにボロボロだった彼女に何があったのか知っているのは、死すべきクズ共だけだった。
自分との電話中にほのかの最期の声を聞いたエリカは、また以前のようなヤバい状態に戻ろうとしていた。
ただただ悲しみに暮れ、汚い社長のチン〇を無理やりしゃぶらされる日々の中、偶然にも莉子たちがほのかを監禁、暴行、傷害、輪〇等々で死に追いやったのだと知り、いよいよ我慢の限界を越えようとした。
そんな明らかにヤバい様子を見ても莉子の無敵感覚は留まるところを知らず、エリカも同じ目に遭わせてやろうと考えたのだ。
そしてエリカを拉致し、再び集まった鬼畜外道のオスの群れは彼女の隠された真実を知り、逆に恐怖して彼女に関わってはいけないと察した。