
金魚妻6巻
ネタバレ感想
金魚妻のネタバレエロ画像、漫画最新話と最終回、最終話、最新刊、感想、あらすじ、結末、無料で読む方法を紹介。
ウザすぎる姑にストレスを溜めながら、リフォーム中の若い職人に抱かれる改装妻。
子供を集める駝鳥妻に美しい美容妻、そして金魚妻…
蜜蜂妻
都会から田舎に嫁いだ女性は、往々にして心を病みやすく、最悪の結末を迎えることがある。
養蜂家の家にやって来た一人の女性も鬱になって死を選んだことにより、それ以降、都会から来た妻は定期的な上京を許されるようになった。
だから、後妻として嫁に来た美津は上京する際、一緒に働いているオババたちにお土産のリクエストを聞いたりしていた。
夫婦喧嘩でちょこちょこ帰ってくる小姑は男なんて子作りの時しか頑張らないと愚痴を零す気の強いタイプだが、美津はどんな相手でもそつなく笑顔を見せてうまく付き合っていた。
そんな小姑の友達も離婚で出戻っていたり、夫の八郎はフラフラと遊び歩いて適当に女を口説く軽い男。
アラフォーにして5人も子供がいる美津は、学生時代からの友達に髪のカットと若者向けのカラーリングで遊びを取り入れ、お土産の蜂蜜をプレゼント。
月に一度の今回の上京では、18年ぶりに会う男友達に車を出してもらい、左ハンドル高級車で向かうのは、元美大生の血が騒ぐ道具の品揃えが凄い大型店。
おばあちゃんたちへのお土産を揃えた次は、自分へのご褒美になる油絵具の数々。
それらを見てると思い出すのは、彼と最初で最後にひまわり畑でした初めての生セック〇。
そしてこの時の一発で美津は妊娠し、21歳の若さで第一子を身籠ったのだった。
何も知らずにそのまま大学を辞めた彼は長らく自分の子供がいることを知らず、美津もあえて連絡をしなかった。
そんな身重の身体でも出産と育児費用を稼ごうと農家の収穫バイトを始めた美津はそこで、妻を亡くしたばかりのシングルファーザーを紹介された。
ただ、今こうして長女の父親である彼と会っているのは、その長女が本当の父親に会いたいと望んだからだというが…
出前妻3
蕎麦屋の嫁の杏奈の浮気相手で出前の常連客は少年サッカーのコーチをしているが、人としては大概な悪い男だった。
夫のあつしは少年たちをコーチしている姿を眺めて怒りを滲ませるが、生来の優しさと気弱さのせいで怒鳴り込むこともできない。
元カノにムカつく顔で煽られても、素直に認めて争いを回避するほどだ。
子供にはそれなりに慕われている五味田コーチだが、保護者からの好感度はめっぽう低く、サッカー以外で関わることを我が子たちに禁じていた。
その中でも、あつしの元カノで祥子だけは息子の祥太に変に制限をかけていないので、保護者たちは本当は我が道を行くばかりの祥子と距離を取りたくてコーチとの関わりを禁じていた。
そして祥太が子供らしい無頓着さで、杏奈と五味田の関係を店でポロっと口走ったのが原因で、保護者達も近場の不倫を知り、無責任にはしゃいで噂を広げるのに一役買っていた。
実は蕎麦屋の岡崎家はこの辺りの地主で、親戚がデカいホテルを経営している恵まれた家系だった。
そしてあつしは、目の前で妻の不貞を知らされたのだが、離婚を切り出されまいと全てを自らなかったことにして、妻をそのホテルに押し込め軟禁状態にした。
皮肉にも、杏奈の命の恩人とも言えるあつしは、彼女に酷いことをした男と同じことをしてしまっていた…