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終末のハーレムファンタジア

終末のハーレムファンタジア31話
ネタバレ感想

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アウレリアを皇太子の呪縛から解放するには、呪法で暗殺するしかない。

覚悟を決めたアルクは、悪の道に堕ちる決意をした。

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31話

アルクが放った禍々しい呪法の余韻は、天高く昇っていった。

 

 

激しく息を切らしたアルクはしとどに汗をかきながら、振り返ってラティに確認すると、彼女はばっちりだと答えた。

 

これで悪の道を進み出したと実感したアルクの疲労感は凄まじいが、アウレリアが解放されるのならそれで良かった。

 

そして気を失ったアルクを支えたラティは微笑みを湛えるが、直後、まさかの悪寒に最悪の結果を想起した。

 

 

 

一方皇太子は、魔法医者の懸命な治療を受けていた。

 

ガビアルもその様子をハラハラしながら見守っていたが、ふと見れば姉もいつの間にか倒れているのに気づいて駆け寄った。

 

一体何が起きているのか、皇太子が呪法を食らって倒れたのとほぼ時を同じくして、下腹部が光ったアウレリアは解放されるどころか、血を一筋垂らしていた

 

 

程なく、皇太子がぬらりと立ち上がった。

 

アルゲスと医者はぱあっと綻ぶが、皇太子は二人を無視してのっそりアウレリアに近づき、相変わらずの無感情な表情で見下ろした。

 

愛を注いでいない妻の異変は想定内らしく、服を捲って下腹部の印を確かめると、それが今まさに蒸発するように消え始めていた。

 

 

この印はアウレリアの浮気の姦通により、間男共々死に至らしめる独占欲を拗らせたものではなく、妻になる者だけかけられる身代わりの術だった。

 

評判の悪い皇太子ともなれば暗殺対策するのも当然で、事も無げに死の呪いを何者かにかけられたという。

 

 

ガビアルの問いにも感情も気遣いも込めず、もう死んでいると吐き捨てた。

 

まさかの言葉に、アルクには殊更辛く当たっている少年も言葉を無くした。

 

 

 

アルゲスは訳の分からない現実を気丈に受け止めようと、皇太子を救って命を落としたのだと孫の最期を少しでも報われたものにしようと理由を捏ねるが、皇太子は血縁者の慟哭にも構わずに冷たくなりゆく妻を抱き上げると、こっちで葬ると言い出した。

 

さすがに理不尽な強奪行為を受け入れられないアルゲスは、自分たちで葬儀をさせて欲しいと言い募った。

 

しかし皇太子は聞く耳持たず、さっさと空間転移ゲートを開くと、一方的に告げて帝都にアウレリアを持って行ってしまうのだった。

 

 

あまりにスピーディーな展開でどうしようもなかったガビアルは、理不尽な姉の死の怒りと悲しみを床にぶつけるしかできなかった。

 

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