
サタノファニ167話168話169話
ネタバレ感想
サタノファニのネタバレエロ画像、漫画最新話と最終回、最終話、最新刊、感想、あらすじ、結末、無料で読む方法を紹介。
教祖に後ろの穴を犯された小夜子。
燃え滾る殺意で拘束を脱し、平を逝かせた千歌。
そしてカレンが一人で残り、仲間たちを逃がしたのだった…
167話
無事に友坂の部屋に着いた千歌は、まず小夜子をベッドに運んで寝かせ、壊れ物を扱うようにシーツをかけてあげた。
目を合わそうとしない小夜子を見ると、どうしてもついさっきの法悦の瞬間が脳裏に走ってしまい、千歌は自分の愛で上塗りしようと甘いキスをするが、小夜子の穴からはたっぷり出された白濁液が滴り漏れてくる。
だからイチャつく気分になれない小夜子は、思わず強い声で拒絶してシーツに包まり、背中を向けてしまう。
千歌もそんな彼女に謝り、ゆっくり休むよう伝えるが、心の中は激しい怒りの炎が燃え盛っていた。
若本は友坂の道具を色々と物色して、使えそうなものの準備を整えていた。
千歌も武器になりそうなものを探しがてら、現状を訊ねていった。
友坂と木場の死体は別の部屋に隠し、カチュアは死にかけたほどの重傷で他県の病院で手術を受けている。
そこで女医が来ていることに千歌は一瞬驚くが、自分の生死に頓着せずに探求心で動いているような女なので、意外とは思わなかった。
しかし、あやが桜川に負けて捕まったのはさすがに意外で、龍野と因縁があっても負けはしないと思っていた。
洋子は楊に打ち勝ち、美依那と霧子はケツアゴを始末後、次に備えて仕切り直しているところ。
そして敵勢力のダーキニーは現在分かる範囲で、犬養姉妹に桜川、まだパーソナリティが分かっていない新藤の4人。
そこまで若本は説明すると、作戦通りに真希の救出に向かいがてら、隊長も助けるつもりだという。
千歌も最初はそのつもりだったが真希救出は若本に任せ、どうあっても殺さなければ気が済まない教祖を始末するつもりで、もちろんカレンも助けなければならない。
そう誓いながらチェストを漁っていると、天板の裏に貼りつけられているUSBメモリを見つけた。
その頃、霧子と美依那は急いで真希の元に駆けつけようとしていた。
千歌たちへの助太刀は本来の作戦を遂行してからと判断した二人は息せき切って走っていたが、幸先悪く、ダーキニーらしき数人に見つかってしまった。
こうなったらできるだけ早く倒すのが最善と、二人は武器を構えて自分から仕掛けた。
霧子は先手必勝でメリケンサックアッパーをぶち込もうとするが、軽くいなされて足を払われ、あっさり過ぎるほどに地面に叩きつけられてしまう。
まさかの体術に驚かされながらも、メリケンサックに仕込んだワイヤーを絡みつかせて身動きを封じると、今度こそ遠慮なくナイフで首を掻き切ろうとした。
その時、美依那の止める声で反射的に手を止めた。
美依那が千歌の兄だと気づかなければ、二人は仲間になり得るメンバーを殺してしまうところだった。
強く洗脳され、心の中の姉と一緒に幸せになろうとしていた真希は明日のダーキニー化を控え、ワクワクしていた。
そのタイミングで訪ねて行ったのは、微笑みを湛えた洋子と楊だった。