
あたらしい結婚生活1巻
ネタバレ感想
あたらしい結婚生活のネタバレエロ画像、漫画最新話と最終回、最終話、最新刊、感想、あらすじ、結末、無料で読む方法を紹介。
ただ離婚してないだけの本田優貴の最新作。
不倫、殺人、監禁とやり過ぎた冷めきった夫婦の次は、子供を授かることを第一に考えてきた愛で繋がる夫婦のお話。
あたらしい結婚生活1巻
今回も着床してないとあっさり言われた愛里は、バカ高い検査費用と薬代を払って帰った。
節約に次ぐ節約。
安いアパートに住み、夫の義実は早朝から晩まで働き、愛里も一緒にろくにお金を使うこともなく、余ったお金を妊活に注ぎ込んできた。
貯金はどんどん目減りし、全く成果が出ないことに疲れ切った二人は妊活をやめると決めたその夜、愛里は頬を差し出し、容赦ない平手打ちを食らった。
謝る必要もないのに口癖で「ごめんなさい」と口走ってしまう妻の悪い癖を治そうとする夫なりの躾のようなもので、彼女も逆に感謝するほど素直で天然だった。
こうしてウン百万をかけた妊活は終わりを告げた。
夫を愛してやまない妻は、少しでも喜んで欲しくて見かけたお店に飛び込み、リーズナブルなうな重弁当を買い求めた。
大好きなうなぎを美味いと頬張る夫を見るだけで幸せを感じる愛里が、健気に竜田揚げで済まそうとしているのが我慢ならない義実もまた、二つを半分に分けて食べさせた。
その夜、子作りじゃないただのセック〇で求めてくれることにも、欠陥品だと自分を卑下する愛里はとても嬉しく、クンニにピストンにと身悶えた。
そうしてたっぷり愛し合った愛里は大満足で、余韻だけでニヤけてしょうがなく、愛する夫の鼓動を聴きながら目を閉じた。
しかし義実は急に座り込んで背中を向けると、子供のいない結婚生活に意味なんかあるのかと疑問を投げかけ心中を提案したのだった。
後日、愛里はうな重を買った店で働き始めたのだが、それにはこういう理由があった。
子供のいない未来に絶望して心中を提案した義実は、裸のまま包丁を手に取ろうとしたので、愛里は慌てて涙ながらに踏み止まらせた。
すると夫はいつもの亭主関白さで茶を淹れさせると、話を遮ることを許さず、子供以外の楽しみややりたいことに目を向けてもいいが、それが自分にあるのかないのかも分からないという。
だからこれからの人生、お互いにしたい事を挙げて協力して叶えていくのはどうだろう?と、建設的な提案をしたので、愛里は心のままに大賛成した。
とにかく死なないでというのが結婚生活で妻からの最初のお願いになり、そこに新鮮さを感じた夫。
なんだかんだでまず愛里がしたいことを考えることになり、素直に純粋に言われたまま胸に手を当てて熟考した結果、何も思いつかなかった。
それで荒ぶった夫は反射的にまた妻の頬を打ち、力づくで若い天然妻の主体性を引き出そうと試みた。
それで愛里に浮かんだのが、就職してもすぐ結婚して辞めたので、また働いて自分で稼ぎたいという欲求だった。
だから愛里は求人があったあの弁当屋で働き始めたのはいいが、早くも一人、愛里目当てらしい客が現れていた。
同僚たちも愛里の何でも素直に受け取る天然ぷりに希少性を感じる中、次に義実が挙げたしたいことは顔射だった。
そして愛里は、今まで大切にしていた子供の素を掬ってごっくんすると、贅沢とは罪悪感を感じることなんだと納得するのだった。