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「マザーパラサイト」ネタバレ最新4巻。扱いにくい母親には力づく!殴って拘束して火を放って燃え上がれマザー!

マザーパラサイト4巻
ネタバレ感想

マザーパラサイトのネタバレエロ画像、漫画最新話、感想、あらすじ、結末、無料で読む方法を紹介。

 

我が子を差し置き、自分の母っぷりを全肯定してくれる涼太に心酔していくリカ。

どんどん悪魔の子に魅入られるバカな過保護母の正気を刺激するのが、皮肉にも息子をイジメてきた男子の母親だった。

簡単にマインドコントロールできない仲村母に苛立ちを募らせていく涼太は、徐々に化けの皮が剥がれていき…

 

マザーパラサイト4巻

涼太の裏の顔が朧げに見え始め、クラスでの立場が人気者優等生からハブられ者に変わり出したのと同じタイミングで、リカも仲村の影響で我が子を過保護にしたり蔑ろにしたりする不安定さが緩くなってきた。

 

薫がやっと靴の紐を結べるようになったのを自慢気に見せるのを温かい目で見守る母と子の構図を、他人の涼太は突き刺さらんばかりの視線で観察した。

 

 

 

画鋲を仕込まれるという幼稚で定番の嫌がらせを受けるが、そんな奴らは一人では何もできないと涼太は理解していた。

 

 

片や涼太が急に嫌がらせを受け始めたのが聖也のバカみたいな口の軽さだと知った薫は罪悪感を感じ、約束を破ったことを非難したが、正義を行使しているつもりの人間を諭すことなどできなかった。

 

 

 

まだ余裕な態度でいる涼太だが、リカの洗脳がほぼほぼ解けているのが分かると、さすがに無視できないストレスに襲われた。

 

それも仲村の影響だと分かると、いよいよ凶行策に打って出ることにした。

 

 

 

涼太の評判を下げただけでなく、一気に女子たちから構われるようになった聖也は急に色気づき、家族の大事な予定もガン無視で女子との予定を優先する猿っぷり。

 

仲村はチクチク言いながらも普段は割と家事をこなしてくれている長男の息抜きだと思い、奔放ながらも理解のある母でいることに。

 

そしてリカの距離を詰める早さにめんどくささを感じつつ、涼太をこれ以上刺激しないようにと思ったその夜、犯罪の数々で打って出られるのだった。

 

 

 

不法侵入、傷害か殺人未遂か、そこに拘束監禁。

 

痕跡を残さないように準備もしてきた計画的犯行で母と弟たちの命が脅かされている頃、聖也はついに来た青春にはっちゃけていた。

 

 

そして女子に囲まれすっかり夜遅くなった聖也は、祖母からの電話で家が燃えていることを知った。

 

 

 

サイレンの音で騒然となる数時間前、不意を襲われて気を失った仲村は、灯油をぶっかけられる冷たさで目を覚まし、縛られている自分、目の前にいる薄気味悪い涼太と灯油臭さで状況を理解した。

 

 

無邪気に眠っている三つ子がいる二階にも灯油を撒いてきたと言われた仲村はさすがに驚愕の表情を浮かべるが、それも一瞬、そこから駆け引きか自分たちは事故にも事件にも無縁だと思い込んでいるバカなのか、とにかくいつもの余裕綽々の態度で、マッチに火を点けた涼太の望みを聞くことにした。

 

 

要求の一つは家族で笠井リカの前から物理的にできるだけ遠く離れることで、完璧に近かった異常な過保護のリカが普通の母親になるのは見過ごせなかったのだ。

 

もう一つは涼太自身が用意した膨大な謝罪文を一言一句間違えずに読み、土下座して謝罪すること。

 

それだけで、母親像への異常な執着、とてつもない自尊心と驚異的な自信からくる驕り高ぶりが見て取れた。

 

そこで仲村は謝罪文の一文が引っ掛かり、この悪魔のような少年もまた愛を知らないだけの可哀そうな子供なのではと、この状況で大きく母性が揺れ動いた。

 

 

本気で愛されたことも叱られたこともないが故の、徐々に培われた異常性。

 

だから殺されかけているにも関わらずに、また母性というエゴで悪魔の逆鱗に触れ、自分と子供の命を蔑ろにしてしまったのだった。

 

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