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「ドメスティックな彼女」ネタバレ1巻。錯綜するエロティックな恋模様

ドメスティックな彼女1巻ネタバレ感想

参加した合コンで出会った、無愛想な女の子。

淡い恋心を秘めながらも、ワンナイトラブに身を委ねた。

そして始まる切なくてドキドキな新生活・・・

 

 

第1話

流されるまま童貞を捨てたことを聞いて欲しくて、幼なじみのフミヤの部屋に飛び込んだ夏生は、ついさっき経験した出来事を話し始めた。

 

誘われて行った合コンで、一人だけ無愛想で楽しそうに見えない女の子がいた。橘瑠衣というその子は渋い曲が好きで、今時の女子高生っぽいところがほとんど感じられなかった。でも、どことなく思いを寄せる先生が透けて見えるような雰囲気があった。

 

彼女の言葉に流されるまま二人で抜け出してしまった。お願いがあるというのでついていくと、家に案内され彼女の部屋に通された。そこで「あたしとHしてくれない?」とお願いされたのだ。

 

何事も知ってる人は知らない人をバカにしようとしてくる。それが我慢ならなくて、経験としてHをしてみたいらしく、合コンに参加した目的も相手探しだった。チャラ男に食い物にされるのは嫌なので、夏生のこなれてない感がお眼鏡に適ったようだった。

夏生は脳裏に先生の笑顔がちらつくが、どうせ叶わない恋だと半分諦めていたこともあり、彼女のお願いを聞き入れ、二人はぎこちなく童貞処女を捨てた。

 

 

翌日の休憩時間、いつものように屋上で小説の執筆をしていると、愛しの陽菜先生がやってきた。
凹んだ時によく屋上にやってくる先生は、その日も元気がないように見えた。屋上で初めて出会ってから1年。新任当初の先生の悩みを聞いてから、少しずつ打ち解けて距離は縮まっているはずなのに、それはあくまで先生と生徒のフィルターを通してだった。

お昼休憩にまた屋上に上がってみると、今度は涙を流した先生がいた。無理やりごまかして子供扱いして何があったのか話そうとしてくれない。それに不満を漏らす時点で夏生はまだまだ子供だった。

でも、打算も何もなく好きな人の力になりたかったのは間違いない。

 

結局、勢い任せの告白もできずに帰り、家でくさくさしていると、父が再婚相手の家族がこれから来ると急に言い出した。
母が死んで10年。もう駄々っ子のように反対する年齢でもなかった。

初めて見る父の相手は上品そうな人だった。そして、二人の娘も一緒に来たらしい。その二人は思いを寄せる先生と、初体験の相手だった。

 

 

第2話

天文学的な確率の偶然に目が眩む。
妹の瑠衣は初対面を装うつもりらしく、話を合わせることにした。

 

親同士は二人の世界に入ってテンションが上がったところで、寿司と酒でささやかな出会いの会が催された。

瑠衣と二人きりになった時に、この結婚にまさか賛成しないよな?と訊くと、もちろん賛成すると言い切った。母は父に浮気されて出て行かれてからは、父の愚痴ばかり言うようになった。それが夏生のお父さんと出会ってからは、父の存在がなかったように明るくなった。その幸せを奪うつもりなんかないと言う。

 

そんなことを聞かされては反対など出来なかったし、夏生も父の幸せを願っているのは一緒だった。そしてあっという間に、一軒家での新生活が始まっていく。

 

一つ屋根の下に好きな人がいる。それが家族じゃなければどんなに良かったか。それでも、進展させてはいけない関係になったとしても、ドキドキは止められなった。

 

瑠衣はあの夜の事は忘れてと言うけど、つい最近の初体験を忘れられる訳もなく、ふとした瞬間に瑠衣の裸を思い出してしまう。
そんなところに、風呂上りでパンツ一丁の陽菜がやってくるものだから堪らない。

 

すぐに上に部屋着を着たとは言え、それでも十分に刺激的だった。

 

風呂上りの一杯で酔っ払った陽菜は、ソファで熟睡してしまう。目の前で無防備に眠っている学校の先生。形ばかりの姉弟になっただけで、抑えられる気持ちじゃなかった。せめて、一度だけキスをして忘れよう。

そう思って顔を近づけたとき、瑠衣がリビングに入って来た。

 

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第3話

咄嗟にごまかしたが、瑠衣は姉をソファから乱暴に蹴り落として部屋に連れて行った。去り際にしっかり見ていたことをほのめかして。

 

新居からの登校一日目は誰も起こしてくれず、寝癖のまま学校に行く羽目になった夏生。着くなりなんだか騒がしいと思ったら、転校生が別のクラスに来たらしく、しかもそれは瑠衣だった。

遠距離通学が嫌で転入したのは仕方ない。一応、家庭事情をペラペラ喋らないようにしようと釘を刺すと、承諾してくれたがキツイ物言いで返される。

 

お昼になって瑠衣のクラスを覗くと、午前中は人だかりができていたのに、今は一人で弁当を食べていた。同級生は仲良くなろうと声をかけてくれていたが、瑠衣の寄るな触るな近寄るな的な対応に、一人また一人と話しかける人は減っていったのだった。

 

そこで瑠衣は夏生の寝癖を綺麗に直し始めた。瑠衣は本来の自分で接しているだけで、人を遠ざけるつもりなどないと分かった夏生は、もう少し言い方を考えたらどうだ?と言ってみると、はっきりとシュンと落ち込んだ表情を見せる。

見てられず、会話のキャッチボールとは何なのか教え始めるが、結局ディスり口調なのは変わらず、ちょっとしたコントのようなやり取りが始まっていく。それを聞いていた同級生たちは、瑠衣のキャラを察したらしく、それを逆におもしろがって話しかけてきてくれた。

 

 

家に帰り、風呂に入ろうとして夏生。だが、既に先客がいた。

一回見られてるからと恥ずかしがるそぶりもない瑠衣。今日はありがとうと素直にお礼を言った後、入れば?と誘ってきた。

 

 

第4話

陽菜にキスしようとしたことも聞きたいからと言われ、仕方なく入る夏生。今日助けてくれたように、陽菜のことも慰めようとしてくれたの?と言われ、先生はやっぱり大きな悩みを抱えていると知った。でも、何で悩んでいるのかは教えてもらえなかった。

 

その日、両親は区役所に婚姻届を出しに行く予定で、これからは名実共に家族になる。

夜は3人だけの夕食だった。瑠衣は料理上手で陽菜は何とか包丁を使える程度のレベルだった。
食後に夏生と陽菜の二人になった時、思い切って彼氏の事で悩んでるの?と訊いてみた。関係が変わっても、その話題はやはりはぐらかされてしまう。

 

逆に悩みはないのと訊かれ、先生の事だよとは言えず天パかなと答えておいた。ふわふわでいいじゃんと髪を触られ、何気なく距離を詰めて来る。そんなところに陽菜の携帯に着信が入って、そそくさと外に出て行ってしまった。

表示された名前は「萩原柊

数十分後に戻ってきた先生は、どう見ても動揺していたし、家の外で口論していたようにも聞こえた。
そして戻ってきた直後に、家中にチャイムの音が鳴り響いた。

 

 

第5話

結局チャイムを鳴らしていたのは、酔っ払って帰ってきた両親だった。その後も、先生は事情を話してくれず、モヤモヤとしたまま眠りについた。

次の日の放課後、相談がてらフミヤがバイトしているカフェに寄ってみると、モヤモヤの原因は嫉妬だろと言われ、フミヤはしょっちゅうどろどろの恋愛をカフェで目撃しているらしい。
不倫カップルのOLにDV被害を受けている若妻。まさにドラマのような会話をするらしい。

フミヤとの帰り道、偶然にもその不倫カップルの女を見つけてしまう。それは間違えようもなく好きな先生で、新しくできた姉だった。

 

家に帰って、陽菜に真実を話してくれるよう問い詰めた。目撃証言があるのを伝えると、認めはしたものの、子供が立ち入る問題じゃないと拒絶されてしまう。

何も教えてくれず、いつまでも子供扱いされるのに我慢できなくなった夏生は、無理やり陽菜の唇を奪った。すぐに引き剥がされ平手打ちを食らい、謝ろうとした時、今度は向こうから唇に吸い付いてきた

 

口を開かせ舌を絡ませる大人のキス。そのままベッドに押し倒された。

 

 

感想

ドメスティックな彼女1巻でした。

絵がきれいで、女の子は可愛くて、瑠衣のツンデレがいい感じのエロティックラブストーリーでした。

昼ドラは全然観たことはありませんが、昼ドラみたいな内容でした。もしくは韓流ドラマかな。観たことはありませんが。人が死なないことを祈ります。

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