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「ドメスティックな彼女」ネタバレ感想2巻前半。陽菜の不倫の行く末は・・・

ドメスティックな彼女ネタバレ感想2巻6~10話

先生の不倫を責めて、拒絶されて、唇を奪い合った夏生と陽菜。

このまま一線を越えてしまうのか!?

 

 

第6話

強気な態度で迫ったものの、いざ目の前に先生がいるとなると、勇気が出なくなる。

 

その夜は、二人とも自室で後悔の念に苛まれ、翌朝、夏生は家出を置手紙を残して家出をしてしまう。当てはフミヤのところしかなく、寝転がって不毛な時間を過ごしていた。

ウダウダと自分を責める夏生を見て、フミヤは先生を取っちまうぞと煽り、無理やり元気を取り戻させた。悪いことばかり考えずに小説でも書いて時間を有意義に使えと言われ、夏生は素直に言葉に従った。

 

そぼ降る雨を窓から眺めていると、すぐ下に瑠衣がいるのを見つけた。猫を探しているように辺りをきょろきょろ見て回っていると、不意に夏生の姿を捉えた。

どうやら、彼女なりに夏生を探していたらしい。しかし、連れ戻しにきたのではなく、彼女も家出してきたようだった。

 

 

第7話

団地の軒先で話しているところに、フミヤのお母さんが帰ってきて、どちらも再婚で家族になった妹・弟だと紹介しあう。
誕生日を確認した結果、夏生が義兄に決定した。

 

なし崩し的に瑠衣も部屋に上げてもらいくつろいでいるところにフミヤが帰ってきて、当然の言葉を述べた後、妹に見栄を張る。

 

 

瑠衣は少し前から姉の不倫を知っていて、一度説得しようとしたことがあった。でも、大好きな人に抱きしめられたことがある?と訊かれ、その経験がない瑠衣は、それ以上何も言えなかったのだ。

 

夏生は不倫を止めさせたいし、瑠衣の目的と一致する。それを聞いたフミヤはある作戦を思いついて、二人に授けることにした。

 

その日の夜遅くに二人は家に帰ると、電気も点けずに両親が起きていた。再婚が原因じゃないと分かり、優しく怒られているところに、陽菜もやってきて泣いて謝り出す。

 

その悲しむ姿を見て、二人を決意を新たにする。

 

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第8話

フミヤの作戦は、不倫相手の情報を集めること。だから会っている現場を押さえるために尾行しろというのだった。

立ち飲み屋、お笑いライブ、生徒の相談など、お一人様を満喫しているばかりのアフターファイブに、尾行作戦では埒があかないと判断したフミヤは次の段階に移行させる。

その名も「オペレーションP
パンツを脱いでいる間にフォンを拝借して、不倫相手に電話をかけて勝手に別れる作戦だ。つまり、お風呂の隙を狙うゲスい方法だった。

 

しかし、瑠衣が声色を真似て話そうにも、あまりの緊張とコミュニケーション能力の拙さでは、不審な電話にしかならなかった。

 

フミヤのバイト先の喫茶ラマンで落ち込んでいると、幸か不幸か渦中の二人がやって来た。

 

 

第9話

二人が寄り添うように立つ姿を見て、咄嗟に「先生と別れて下さい」と発した夏生。取り乱して相手の男に掴みかかろうとするが、すぐにマスターが間に入り、奥の席を用意してくれる。

男は落ち着いた様子を崩さず話し出した。
萩原柊。32歳。二年前から陽菜と付き合っていて、大学で研究員をしている。いつかは陽菜の新しい家族にも挨拶をしようと思っていたと言われ、夏生は不倫野郎がどの面下げて抜かすんだといきり立つ。

 

それでも、萩原は浮気じゃなく本気だと語り、陽菜が泣いていたのを知ると、今すぐに一緒にはなれないなどと言い訳を始めていく。
その時、瑠衣がコップを掴み上げ、萩原の顔面にぶちまけた

 

 

走って出て行った瑠衣を追いかけた夏生。
息も絶え絶えになった頃にようやく追いつくが、彼女は悔しいと涙を流していた。大切で大好きな姉を弄ばされて、ああするしかやりようがなかったのだった。

 

 

陽菜と萩原も店を出て二人で雑踏の中を歩いていた。さっきの修羅場の当人にも関わらず、涼しい顔を崩さずに彼は夏生君は君のことが好きみたいだねと試すようなことを言う。

薄々分かっていた陽菜は、少し頬を赤らめてごまかそうとする。

 

そして、家族を傷つけるこの関係を清算する決意を伝えた。

 

 

第10話

翌朝、洗面所には夏生と同じように癖っ毛を爆発させた瑠衣がいた。泣き腫らした目を冷やしていた彼女は、一応いつもの瑠衣に戻っているようだった。

 

リビングに行くと、カレンダーの母の日にでかでかと印がしてあった。陽菜は瑠衣に話しかけるが徹底的に無視され、今度は夏生に一緒にプレゼントを買いに行こうと誘うが、夏生は年に一度の特別な用があって断った。

 

10年前にこの世を去った母に、新しい家族が出来たことやその家族絡みでごたごたしていることなどを報告しようと思っていた。
すると、そこに父から場所を訊いてきた陽菜と瑠衣が姿を見せた。

 

夏生とその母に、萩原と別れたことを伝えたくてお参りしに来たのだった。それを聞かされた瑠衣は満面の笑顔になった。

陽菜にとっては初恋の大切な人だったが、家族を傷つけてまで彼の離婚を待っているのに耐えれなくなったのだった。
こうして、3人は歪な家族関係を始めていくことになった。

 

 

感想

ドメスティックな彼女3巻の前半でした。

話数が多くて一記事が長くなるので、ドメカノは適宜分けて書いていこうと思います。

萩原が思いのほかあっさりと消えていきましたが、さすがにこのまま使い捨てられるキャラではないでしょう。好感度は0ですが、そのうちトラブルの種になりそうな気がします。

瑠衣の笑顔が可愛くて仕方ない今日この頃。

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