
パンプキンナイト7巻
ネタバレ感想
パンプキンナイトのネタバレエログロ画像、漫画最新話、感想、あらすじ、結末、無料で読む方法を紹介。
和也は黒木家の生き残り、鳴人の母の沙英が仕切るマッド病院に幽閉され、酷い扱いを受けていた。
彼を助けるべく乗り込んだ尚子は、憎き警備員を始めとしたクズ共を肉塊に変えていくが、かつての主治医のあゆみ先生と再会すると、隙が生まれてしまう。
果たしてド級モンスターのベビーフェイスまで現れ、尚子は和也を助け出すことができるのか…
パンプキンナイト7巻
パンプキンナイトを追っている刑事二人は倫理観も違法性もガン無視で、未成年の凄腕ハッカーに協力を頼み、病院のセキュリティを突破しようと考えた。
一部の者たちに絶対的な人気がある尚子の新情報をチラつかせれば、まだ子供のハッカ―はホイホイと大豪邸への門を開くが、待ち受けていたのはパンプキンヘッドその人。
もちろん本人ではなく単なるイカレタコスプレで、病的なほど尚子に、そして和也とのカップリングにドハマりしているハッカーの正体は、セーラー服を着るのも厭わない緒方有紀という男子だったが、女子に見えるほどの華奢な体つきだ。

著者名:谷口世磨 引用元:パンプキンナイト7巻
とにかく松井は、パンプキンナイトを追うためなら警察資料をハッキングするような奴でも構わなかった。
一方、尚子はベビーフェイスの脅威の攻撃もひらりひらりと躱し、笑みさえ零して余裕綽々だった。
プログラムを受け切っていなくても超人的な身体能力を発揮できるのは、果たして根源に何があるのか、それが分かる前にシャッターがぶち破られた。

著者名:谷口世磨 引用元:パンプキンナイト7巻
しかし尚子は焦って細身の身体でもすんなり通れない隙間に飛び込んで無防備な背中を晒してしまい、格好の的になってしまう。
いつ背骨がブチ折れてもおかしくない連打を食らいまくり、血反吐と絶叫を吐き散らす尚子。
やがて声も出なくなってぐったりすると、べビーフェイスに引きずり出されて肉塊に変えられる時が迫った。

著者名:谷口世磨 引用元:パンプキンナイト7巻
しかし頭と胴体がおさらばしかける直前、尚子は知るはずのないベビーフェイスの本名を呼び、ママのふりをした。
そうすれば頭はまだベビーのモンスターはママへの愛を膨れ上がらせて謝り倒し、瞬時に殺意が消えていった。

著者名:谷口世磨 引用元:パンプキンナイト7巻
ベビーフェイス自身が強く抱きしめすぎて圧死させたママと勘違いしているバカさはさておき、尚子はなぜベビーの名前を知っているのか。
それは死者と通じて情報を得ているからだと沙英が気づくと、尚子も沙英が気づいたことに気づいて邪悪な笑みを向けたのだった。

著者名:谷口世磨 引用元:パンプキンナイト7巻
あまりに非科学的過ぎる人智を越えた現象だが、実際に尚子はそうとしか思えないことをやってのけている。
ただ尚子を治療して世直ししていたマッドサイエンティスト比嘉によれば、尚子が死者と通じれるようになってもそれほどおかしいことではなかった。
一週間も土の中に埋められて生きている訳がなく、確かに一度は死んだ尚子はそれでも蘇生して息を吹き返したのだが、その死の時間で死者と交信できる能力を獲得していた。

著者名:谷口世磨 引用元:パンプキンナイト7巻
だから死者の無念の声を聞き届け、悪人を裁きまくっていたのだ。
そして比嘉の目的も、法の裁きから逃れた悪を消すことになっていったという。
こうしてベビーフェイス真悟のママになり切り、モンスターパワーを手懐けた尚子はシャッターをぶち壊させて次に進もうとしたのだが、沙英は堅実に命第一を選択し、ベビーもろともガスで二人を窒息死させることにした。

著者名:谷口世磨 引用元:パンプキンナイト7巻