
去勢転生5巻
ネタバレ感想
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やっと会うことができた悟と由奈。
彼女はこの世界でも変わらず優しく慈悲深い聖女のような人格で、恨み辛みが溜まっている彼の心もあっと言う間に癒していく。
そして男根の引力という凄まじいワードが出た後、悟の貴重性が揺らぐ、新たなまともな男が現れた…
去勢転生5巻
武器を手に取り、蜂起することを決めた虐げられてきた女性たち。
フレアに侵されほぼほぼケダモノになり果てた荒くれもの共は、ファンキーガールズの股座を食い破っている間に襲撃を受け、反撃も試みるがすぐに満足な知性を失ってしまい、あえなく恨み辛みをぶち込まれていく。
章一郎が悟たちを引き連れて駆けつけた時にはもう、彼女たちはケダモノ退治を終えて引き上げてきたところで間に合わなかったかに思えたが、彼女たちは命までは奪わず捕らえるに留め、憎しみを堪えて未来への投資としたのだった。
ともあれこうして悟と章一郎の救世主二人が揃ったところで、治療薬を作るために悟だけが近くの病院で検体になるよう求められた。
これで治療薬が完成して世界が救われる前向きな空気が流れるが、捕らえられながらまだ知性を僅かに残していたケダモノの一人が、まだ真実を知らない由奈たちに検体が何をされるのか暴露した。
脳の摘出。
だから章一郎は自分が頑なに選ばれなかったと察し、由奈は悟を犠牲にした上で得られる世界救済の選択を迫られてしまう。
何も知らされてない悟は麻酔で眠らされているところに章一郎は駆けつけるが、もう敬った態度は取られず、彼女たちは章一郎を守るためにも銃口を突きつけ、邪魔をさせまいとした。
世界か悟か。
由奈が迷っている間も言い争う亜里洲や牧野の意見が二つに割れる中、八坂は自分ならどちらを選ぶかはあえて意見せず、世界という実体のない大きなものより自分の幸せを追求すればいいと、罪を背負う覚悟も促した上で由奈にアドバイスした。
どうすれば後悔しないのか、取り戻した世界に欠かせないのは何か。
それは悟だと由奈が決めた時、牧野がまた自己中な暴走を始めた。
悟を助けるための武器の在処を訊き出そうと勝手に檻を開け放つものだから、既に完全なケダモノになっていたオスに襲われるが、その危機を救ったのは声と目力だけで制御できる由奈だった。
そのケダモノも亜里洲が隙を突いて始末されたが、事切れる間際に由奈に武器の場所を知らせたのだった。
答えを出した由奈は戦車に乗り込んで武器を携え、病院にカチコミをかけた。
しかし、いざ女性たちに銃口を向けると引き金を引けず、悟を助けるために犠牲を出すこと、人殺しになる覚悟が決まらない。
もちろん女性陣は殺される前に殺せと襲いかかるも、とても頼りになる助っ人が現れた。
それは由奈を病院から助け出したが、ケダモノに襲われて死んだと思われていたナミだった。
しかしナミに窮地を救われても由奈が自分で手を下せないでいるうちに、八坂が引きずり出されてあっさり殺され、亜里洲姉弟も蜂の巣にされてしまう。
更にナミから、悟の犠牲で治療薬が作られようとしているのは、絶対に阻止すべきされてはならない選択だと教えられるのだった。