
ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない27話
ネタバレ感想
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奪うことに舵を切ったクズ人間共を蹴散らせたのも束の間、知性体が率いるゾンビ軍に攻め込まれてしまう。
ハーレイクイン風な知性体ゾンビは、どこまで意思を持って動いているのか…
ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない27話
夥しい数のゾンビに押し込まれてハーレイクインを見失った武村。
工藤が助太刀にきてくれたことで視線を外した瞬間、ハーレイクインが雑踏の中から手を伸ばして引きずりおろし、ゾンビらしく噛みつくでもない確固たる殺意を込めたナイフを、喉に突き立てようとした。
知性体になりかけているのかも知れない武村は、触れ合ったことでハーレイクインの漲る殺意が共鳴するように感じられた。
明らかに骨にダメージがいった反撃を繰り出すが、痛覚はないだろうハーレイクインには効く様子無し。
そして自由に動く口で武村は噛みつかれてしまった。
少し距離のある時に見たときは、ハーレイクインもどこかまだ人間味を残している表情だった。
しかし今は知性があるだけ厄介なゾンビでしかない。
それで躊躇する部分があったのかも知れない武村はスッと冷静になり、何とかハーレイクインを再起不能に仕留めたのだった。
そうしている間に他の調達班がゾンビ軍を押し返しており、かなりの暗がりと混乱で武村が噛まれたのは誰も見ていなかったらしい。
知性体が総攻撃を仕掛けてこなかった理由はさて置き、手の噛み傷を見られたらもう誤魔化しきれない武村が包帯か何かで隠そうと考えた直後、激しく視界が歪み、全身に力が入らなくなった。
ゾンビパンデミックの当初に噛まれて抗体ができたと思っていたが勘違いだったのか、それとも知性体は変化したウイルスなのか。
眩暈、高熱、発汗、息切れ。
薄れゆく意識の中、駆け寄る深月が見えた。
感想
ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない27話でした。
知性体はまた別のウイルスか、若しくはアナフィラキシーショックみたいな免疫反応かも知れませんね。