黒猫がおすすめする漫画のネタバレと感想

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私の少年 恋愛

「私の少年」無料ネタバレ感想1巻。美しき少年と妙齢の女性が出逢った

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私の少年1巻ネタバレ感想

多和田聡子30歳。スポーツメーカー勤務。

結婚する予定もなく、仕事と家の往復の日々。もちろん恋人はいない。

アラサーど真ん中のある時、一人の少年に目を奪われる。

 

 

1話

今年で30歳になる聡子は、毎朝体温を計ることから一日が始まる。

記録をつけるわけでもないただのルーチンワーク。

 

見飽きたバス停から見える公園に、最近一人の小学生がサッカーの練習をしているのをよく見かけるものの、一向に上達する気配が無かった。

 

 

職場には上司兼学生時代の恋人の椎川がいる。

後輩は邪推してくるけど、お互いにそんな気はさらさらない・・・はずだ。別れてからずいぶん経っているし、あっさり過ぎるほどの最後だったから。

 

 

少し心がささくれた帰り道。

公園には、あの少年が朝からずっといるかのようにボールを追っていた。

しかし、初めてまともに見たその子は、絵に描いたような美少女だった。

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著者名:高野ひと深 引用元:私の少年1巻

 

 

でもそれは勘違いだと、すぐに気付かされた。

その子はただ美しいだけの少年だった。

 

 

もう暗いから帰宅を促すと、二回り以上年上の聡子を気遣う優しさを見せてくる。

まだ少年だろうと、女性に対する気遣いを備えていた。

 

 

次の日は休日なので、家事をこなしているうちに眠り込んで気付けば暗くなり始めていた。

おまけに公園にバッグを忘れたことに気付いて探しに行くと、またあの少年がいた。

しかも、怪しげな男に手を掴まれている。

 

保護者のフリをして声をかけると、男は一目散に逃げ出していった。

危機感のない少年。遅まきながらお互い自己紹介して、彼は早見真修12歳だと分かった。

 

 

学生時代にフットサルをやっていたので、これからは聡子の指導付きで合流してから、この公園で練習すると約束させた。

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著者名:高野ひと深 引用元:私の少年1巻

 

 

 

毎晩、真修の練習に付き合ううちに、彼には母親がいないと分かった。

それが死別なのか離婚なのか訊く勇気はなかった。

 

 

練習のお陰で、真修はめきめきリフティングがうまくなった。

クラブのテストを控えた前日にこの練習は終了。

 

翌日、椎川の押しに負けて飲みに付き合わされた。

でも二人きりではなく、彼の婚約者が寄り添っていた。

 

何も期待していたわけじゃない。でも、自分でも分かるほど笑顔は不自然だった。

 

 

そんな夜に限って、いないはずの公園に足が自然と向かう。

すると、うなだれた真修がいた。

レギュラーにはなれず、辞めるつもりでいると落ち込んでいた。親の庇護の元で生活しているとは思えない、汚れた服装と同じ服

 

思わず、自分の部屋に招いてしまう聡子。

お風呂に入って綺麗になった真修に不意に声をかけられると、椎川と始まった頃の思い出が止め処なく溢れてきて涙が止まらなくなった。

 

美しい少年は悲しむ女性をそっと抱き寄せた

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著者名:高野ひと深 引用元:私の少年1巻

 

 

それで冷静さを取り戻した聡子は、今度は少年を慰め始めた。

始まりのきっかけはなんだろうと、終わらせるのは自分自身でいいんだと。

 

そう言われた真修は、サッカーを続けたいと目を潤ませた。

 

 

2話

休日開けの一日目。

部屋の前で真修が待っていた。

父親からクラブを続けていいと許可をもらったらしいが、洗濯や送り迎えは一切しないという条件付だった。

 

それに次の試合会場はかなり遠く、自転車で行くと言う。他の保護者に同乗させてもらうのは父親が嫌がるらしく、ほっとけなくなった聡子はレンタカーまで借りて送り迎えすることに。

 

 

レギュラーじゃない真修。それでも、誰よりもベンチから声を出していた。

木陰に隠れて見ていた聡子に気付くと、満面の笑みで応えてくれた。

 

結局試合には出なかったけど、屈託無く仲間の活躍を楽しそうに話すのを見て、心から褒めてあげたくなった。

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著者名:高野ひと深 引用元:私の少年1巻

 

 

行きの車中はジェネレーションギャップに戸惑っていたけど、帰路になると、そんな気まずさはほとんど感じなかった。

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3話

真修がウサギ小屋の当番で世話しているところに、同級生の小方菜緒がやって来た。

彼女はサッカークラブのコーチをしている父についてクラブの手伝いをしていた。

 

試合の後ですぐに真修が帰ったので、渡すはずだったプリントを持ってきていた。その時に見た、大人の女の人。

お姉さんじゃないけど、優しい人だと真修は教えてくれた。

 

 

ウサギ当番は男女一人ずつなのに、彼は一人でやっていた。

相方に忙しいと言われて何も言わずに引き受けたらしかった。

菜緒がついで程度に手伝い始めたのを見て真修は、優しいねと声をかけたが、菜緒は普通だよと当たり前のように答えた。

 

 

その日、朝から体調が悪かった菜緒は、給食中に吐いてしまった。騒ぐだけで何もしようとしない同級生の中、真修だけがハンカチを差し出してくれた。

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著者名:高野ひと深 引用元:私の少年1巻

 

 

そのすぐ後で雑巾で床や机を拭き始める。それを見て、ようやく同級生たちは何かしなきゃと動き出す。

真修の優しさは菜緒の考えていたものとは明らかに違っていた。

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著者名:高野ひと深 引用元:私の少年1巻

 

 

4話

菜緒は借りたハンカチと、もう一つ新しいハンカチを助けてくれたお礼にとプレゼントした。

 

 

疲れ切った帰り道。街中でいきなり真修に声をかけられた。

何か欲しいものはありますか?と唐突に話し出される。

今までのお礼に何かしたいようだった。

 

そこで思いついたのが、いつか行きたいと思っていた回転寿司だった。一人で行くにはハードルが高かったので、真修に付き合ってもらうのをお礼ということにした。

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著者名:高野ひと深 引用元:私の少年1巻

 

 

 

回転寿司に初めて来たらしい真修。

はしゃぎながら頬張っている姿を見ると、嬉しさとおかしさが込み上げる。

最後には食べた枚数分引けるガチャガチャが当たって、マグロ寿司のストラップが出てきた。

 

 

帰り道で幸せだと声に出す真修。不意に、サッカーを教えてくれたり、送り迎えしてくれたり、お寿司をご馳走してくれるのは、当たり前の優しさだからしてくれるんですか?と訊いてきた。

 

それに、こんなこと初めてだよと答える聡子。

 

直後、真修は彼女の手を取って初めて名前を呼んだ

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著者名:高野ひと深 引用元:私の少年1巻

 

 

手のひらにストラップを握らせ駆け出す少年。聡子はその後ろ姿に見惚れてしまっていた。

 

 

感想

私の少年1巻でした。

綺麗な絵ですね。少年を愛でる人たちの気持ちは分かりませんが、性別が逆になると、一気に犯罪色が増すんでしょうね。理不尽というか仕方ないというか、ある意味平等な判断と思わなくもないですが。

酒の一杯でもひっかけて読むのに最適です。

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