ゆらぎ荘の幽奈さん64話 
ネタバレ感想

ついに始まった尻に敷かれての支離式。

マジでキスする5秒前の二人。

このまま京での新婚生活が始まってしまうのか。

 

 

今回もイケメン

唇と唇がくっつくまで後数センチ。

 

目を逸らしたいが逸らせないゆらぎ荘の女性陣は、ただコガラシに「逃げて~!」と言うしか手立てがない。

 

しかし直前で、新郎新婦の動きがぴたりと止まった

 

 

さらに大地を揺るがすような振動が起こり始め、式場内は騒然となっていく。

 

それは、幽奈の大規模なポルターガイストだった。

 

かるらの拘束術を解き放ち、今までにない規模のポルターガイストを発生させている幽奈は、今にもとんでもないことを起こしそうな雰囲気に満ちていた。

 

だが杞憂だった。

いつも通りのウブで恥ずかしがり屋でコガラシラブな幽奈だった。

 

 

住人たちがホッとしたのも束の間、思いの丈を叫びながら目も眩むような光を放った。

 

それに新郎新婦が包まれると、あら不思議、コガラシにかけられた呪いがジワジワと解けていくのである。

 

 

かるらはすぐに部下に指示を出し、幽奈を止めさせようとした。

 

しかし、丁度盛り上がるタイミングで女性陣も拘束を解き、天狗たちの前に立ち塞がって幽奈を守った。

 

さらに盛り上げるのがマトラだ。

北国から遠路はるばる戻ってきた彼女は、天井をぶち抜いて舞い降り、スカートが捲れてスパッツが丸見えになるのも構わずにやって来た。

 

そして勢いそのまま、幽奈に突っ込んだ。

 

 

舞い上がる噴煙から現れたのは、蹴りを片腕で防いだコガラシだった。

 

間一髪呪いが解けたコガラシは「ありがとな幽奈、夜々、雲雀、狭霧」とそれぞれの名前を呼んで、完全においしいところを持っていった。

 

上目遣いで惚れ直す幽奈。

ざわざわし出す列席者。

滾ってきたマトラ。

 

すると、かるらはマトラを止めて素直に敗北を認めた。

 

 

せっかくヤタハガネとラブラブで蜜月の時を過ごせると思ったのに、術者にすら解除不能な支離式を破るなど、一体貴様は何者なのじゃ?湯ノ花幽奈!?」と、心でかるらは思った。

 

すると「私にも何者なのか分かりません。でも、こんなことでラブラブなんてなれっこないことは分かります!」と、幽奈が心の中で返した。

 

 

 

なぜか自分の考えが伝わっていることに慄くかるら。

こんなことまでして、コガラシさんに嫌われるって思わなかったんですか?」との問いに、

自分でも自己中極まりないことは分かっているが、好きで好きで震えるほど好きでたまらないから、どんなことをしても傍にいて欲しかったのじゃ」と、震えながら心中で返した。

 

 

だがそれは、その場にいる全員に聴こえていたのだった。

幽奈だけが心を読めるようになったのではなく、なんやかんやで他心通が全員に伝染してしまったらしい。

 

またざわざわし出す列席者。

私利私欲の色恋のために利用されては致し方ないが、一番被害を被ったコガラシがかるらの前に立った。

 

彼女は素直に謝り、せめて他の者は見逃してくれと上に立つ者の覚悟を見せた。

 

だがイケメンコガラシが、女の子にごちゃごちゃ文句を言うはずがなかった。

 

あくまで好いてくれた一人の女性の気持ちを労わりながら、ごめんなと逆に謝りさえして、颯爽と背中を見せた。

 

もちろん惚れ直した

 

 

一週間後。

ゆらぎ荘の露天風呂は、かるらの詫びもあって元通りに修復されていた。

 

あの時、中途半端に水着が吹き飛ばされて終わった誕生日のサプライズを再現するために、一同は再び水着を着て、最高のハーレムでコガラシをもてなしていた。

 

 

そうしてようやく一段落ついたかと思えば、翌日、さっそくかるらはコガラシの前に姿を現した。

 

だが、もう変に策を弄することもなく、素直に恋する乙女として遅ればせながらの誕生日プレゼントを渡すと共に、せめて友人からと伝えに来ただけだった。

 

なぜかバイト先を知っていたストーカー行為はさて置き、やはりイケメンは素直にお礼を言って受け取り、また惚れ直させたのだった。

 

 

感想

ゆらぎ荘の幽奈さん64話でした。

幽奈の底力の凄さが垣間見れましたね。

そんじょそこらの天狗じゃ相手にならないほどの霊力を備えていた、薄幸の美少女幽奈さん。

次回はこのシリーズで活躍しなかった女の子たちがやってくれることでしょう。

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