
撲殺ピンク2巻
ネタバレ感想
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身内が性犯罪に遭い、この世のピンクに憎悪を抱いたキンキン。
粛清組織に所属し、囮になってピンクを裁いていくラブ。
しかし気が逸り、双子のピンクに返り討ちにされかけてしまったりも…
撲殺ピンク2巻
キンキンの反撃で半殺しにされた立花兄弟は生きたまま、親父さんこと隆三のところに運ばれた。
いつもならオードリーこと大鳥梅子がバラして捌くところだが、この二人からは道鐘男(ドーベルマン)の情報を吐かせるつもりだった。
知っていると考えられるのは刺青が入っている兄の方。
それでも弟にも尋問してみると、ドーベルマンなんて言われても何のことか分からない。
ともあれ、この腐れ双子にラブが犯されかけたと知ったオードリーは激怒してメスを突き下ろし、個人的な感情で制裁を加えた。
キンキンと隆三で出会ったのは、同じドーベルマン犯罪者組織に大切な人を傷つけられたからだったが、一つ大きく違うのは、キンキンの姉は命だけは助かったが、隆三の孫は戻ってこなかったことだ。
だから隆三は、警察も何も信じられなくなったキンキンに接触し、同じ憎悪を抱く者として仲間に引き入れたのだ。
双子に襲われたラブの傷も癒え、笑顔が戻った矢先、接触してきたのはキンキンの姉の事件を追いながらも未だに何の成果もあげられていない村岡という刑事とそのペアだった。
今はレンタルボックスに監禁されていた母子監禁事件を担当していたという村岡。
おもむろに近づいてきた村岡の目的は、それとなく興味を引いてラブの指紋を採ることだった。
そして次のピンク狩りで、ラブは双子に襲われた影響でPTSDを発症し、キンキンがピンクをボコっている最中に失禁して倒れてしまうのだった。
ラブはもう現場に出れる状態じゃないと判断したオードリーは、不甲斐ないキンキンにブチ切れつつも、自分の部屋に匿える大義名分ができたことに歓喜した。
智春と動くことになったキンキンは、最近起きている連続強姦事件が次のピンク狩り候補の仕業だと決めつけ、確たる証拠もないのに苛立ちを募らせていく。
それは不憫な姉と失禁したラブが重なって見えたからだった。
その抑えの効かない未熟さが、村岡達に付け入る隙を与えることになるとは知る由もなく。
刑期を終えて出てきた元ピンクのハゲデブが連続強姦事件を起こしていると決めつけたキンキンは、独断行動でそいつに近づくと、問答無用で制裁を加えた。
ハゲデブが真っ当に人生をやり直しているところで、自分の欲望をコントロールしようと努力もしていると分かったときにはもう遅く、村岡たちに傷害の現場を見られてしまった。
しかし、加害者に寄り添うふざけた考えを押し付けられると、キンキンの中から冷静さが完全に失われた。