
終末のハーレムファンタジア80話81話
ネタバレ感想
終末のハーレムファンタジア(raw pdf危険)のネタバレ最新エロ画像、感想、あらすじ、無料で読む方法を紹介。
潜入救出を試みたレジスタンスだったが、偽の情報により魔力兵団と戦うことに。
断頭台に送られたアルクは、このまま志半ばで散ってしまうのか…
80話
レジスタンスがシュタイゲンと戦っている頃、アルクは処刑台に送られていた。
大群衆が見守る中、皇帝はまだアルクを有効利用するために降伏を促すが、若き王は憎しみの籠った目つきを返すのみで非服従を示した。
哀れに思ったのかその意気や良しと思ったのか、皇帝は諦めて魔炎を放ち、断頭台を轟々と燃え上がらせた。
ギロチンは残酷に見えて苦しむ間もなく一瞬で死を与えるが、イラついた皇帝はまさに死にたくなる苦痛を味合わせるために火炙りに変更。
磔台もささっと準備されるとアルクは魔法でくっつけられてしまう。
まだ黒竜の力で耐えられる可能性を考えていそうなアルクに対し、皇帝は我が炎は魔力ごと焼き尽くすと脅し、御自ら執行しようとした。
その時、群衆のどこからか火事だと叫ぶ声が響き渡った。
すぐにパニックが起こると群衆は我先にと我が家の安否を確認しに走り出し、火炙りの刑どころではない騒ぎになった。
このパニックを止められる者はなく、いつの間にかアルクの姿が磔台から消えていた。
僅かな隙を突いて助けたのはもちろん頼れるガールズで、セリーヌはさっそく頭から流れる血を舐め取り、マハトを補充して久々に漲る力を感じた。
魔法処女のジョアンナもちょびっとつまみ舐めして、フェラリスもいやらしい舌使いで舐め取り、3人はパワーアップ。
そこに駆けつけたのが将軍ズで、アルクは魔力封印の腕輪を改めて指摘される。
頼れる3人が合流してくれても果たして敵は圧倒的強者ばかりで、パッと見で正攻法ではとても勝てそうにないが、アルクは臆せず魔剣を召喚した。
地下牢の結界から抜け出せた今、魔剣を呼び出せるようになったことで、以前斬りつけた際の皇帝の血がまだ刀身に残っていたおかげで、魔力封じの腕輪を破壊できるのだ。
血に宿る魔力と魔力ごと焼き尽くす皇帝の炎だから、その血をぶっかければ皇帝の言う通り、腕輪を焼き尽くしてくれたのだ。
しかしそれはそれ、本領発揮できるようになっても皇帝との実力差が埋まった訳ではなく、将軍たちも同じくらい強いと考えれば戦力の差は歴然。
だからフェラリスは言われる前に転送の準備を進めていたが、皇帝が待つはずもなく先制攻撃を仕掛けた。
直後、ずっと無表情の陰キャ息子が背後から父親を襲い、凶刃で貫いたのだった。