
終末のハーレム22話前編
ネタバレ感想
MKウイルスに関して重要な人物がいるという町に向かっていた怜人一行。
ウイルスのことになると我を忘れて裸も恥ずかしくなくなる黒田に、ツンツンしたまま一切デレることのない片桐と、初めて一緒に行動を共にする。
鉄壁の翠
他には学生の旅行客がいるだけという旅館に宿を取った怜人一行。
学生=翔太ハーレム学園を連想してしまう中、翠は年相応な感じではしゃぎ、朱音は豪勢な夕食を期待して声を弾ませている。
それに麗亜がいちいち不快感を露にして、声を荒げて窘めていた。
綺麗な景色に怜人が見惚れていると、朱音はまひるも連れてこられたら良かったのにと言って気遣ってくれるが、またしてもそれに麗亜が噛みつき、一触即発の不穏な空気が流れる。
そんなことはお構いなしに枕投げを始めていた翠とマリアの流れ弾が麗亜の顔面にクリーンヒットして、彼女の怒号が静かな温泉宿に響くのであった。
怜人だけ安全面から室内風呂でたゆたっていると、突然景色がホログラムでいい感じの景色に変わった。
その直後、美女4人とお子様一人が乱入してきた。
朱音は見せつけるように前を隠しもせず堂々と入ってきた。
翠はまだ裸を恥ずかしがる概念がないのか、無邪気に湯船に飛び込んだ。
美来は絶妙な恥じらいを見せ、マリアは列車内の様子が嘘のように下を向き、麗亜は頬を染めながらもやはり嫌悪感を隠そうともしない。
怜人はすぐに逃げ出そうとするが、朱音はそうはさせじと普段のお礼に背中を流してあげるよと腕を引っ張る。
逆にお世話になってますよと言い返して怜人は譲らないが、朱音はその言葉を待ってましたとばかりに、なら私たちの背中を流してよ、普段のお礼に。と言ってきた。
後戻りできなくなった怜人は、夢のお背中流しタイムを仕方がないなという風に引き受けた。
最初は翠だったが、これは難なくクリア。
二番手はマリアだが、一気にレベルがあがり、背中越しの恥じらいがとてつもない色気を醸していて、やはり男に免疫がないバージョンが可愛い。
彼もそのギャップに思いを馳せつつ、ノールック熱湯で股間を狙うというトリッキーな技を披露する。
三番手は美来だ。
一番付き合いが長いものの、未だ謎が多く一番掴みどころのない相手だとも言える。
だが、最初に夜這いを仕掛けられて以来、特に身体的接触がない相手なので、妙な距離感から生まれる羞恥心が二人を包んでいた。
普段は髪を下ろしていて見えないうなじが妖艶さをプラスし、綺麗でセクシーな背中は生唾ごくりもの。
それを麗亜は、嫌悪感が消えたメスの顔で見つめていた。
そんな彼女に何かを察した朱音は、麗亜にもお流しタイムを勧めるが、そこはやはり拒否するツンツンさを維持。
そして四番手でトリを飾る朱音が満を持して登場。
なんで他に先を譲って最後にしたかって?それは好きなものおいしいものを最後に残す人の気持ちを考えたからに他ならなかった。
感想
終末のハーレム22話前編でした。
取り合えずシリアス回に入る前に、お風呂回でしたね。
翠のカテナチオを崩すのは無理そうですし、麗亜がレズなのか男にトラウマがあるのかも気になってきました。両方かも知れませんが。
次回はハンドウォッシャー怜人のテクニックに期待します。