
悪魔だった君たちへ14話15話16話17話
ネタバレ感想
悪魔だった君たちへのネタバレエログロ画像、漫画最新話と最終回、最終話、最新刊、感想、あらすじ、結末、無料で読む方法を紹介。
浮気に殺人未遂に過去の変態行為とイジメにと、とんでもないドクズな久原。
妻の逆鱗に触れまくってついに、桜川と一緒に報いを受ける時が来た。
そして下田の過去を知る奥仲にも魔の手が忍び寄り…
悪魔だった君たちへ14話
黒のセクシーな下着姿で下田に迫った女医の奥仲。
気が付いた彼が驚いて距離を取るも、彼女はしなを作るように受け持ち患者に跨り、肉感的な身体をすり寄せる。
そして彼の手を取って胸元を触らせようとしたかに見えたが、そうではなく白衣をはだけさせて肩を露わにさせた。
そこには痛々しい傷痕が残されており、覚えているかと彼に訊ねた。
当然、彼女は彼が覚えていないことを分かっていた。
覚えていないというより記憶を封じ込めているのだと理解していた。
それを掘り起こさせるためか、騎乗位のまま顔を近づけていった。
当時、下田の担当になった奥仲は周りがそうと分かるほど、熱心が故に彼に入れ込んでケアに当たっていた。
そんなある日、田中という患者に突然プロポーズされたのだ。
思い込みが激しく退院したら彼女と結婚するものだと決めつけていた田中は、穏やかに拒否されると怒りで豹変して襲いかかり、肩に重傷を負わせてしまった。
その様子を、同じ院内にいるから下田も目撃していた。
数日後、下田や田中にもう怪我はなんともないと振舞ってみせた奥仲は、彼の謝罪も受け入れ、いきなりハグされても今度は拒否せずに医者として宥めてあげた。
しかし翌日、予想だにしないことが起こった。
泣きながら謝罪し、これから先生のためにも治療を頑張ると言ったばかりの田中が庭の木にぶら下がっていたのだった。
まさかの光景が過去の光景とそのまま重なった奥仲は、自分の無力さに打ちひしがれ、そして何故なんだと強く思った。
その時、下田は励ましなのか憐みなのか、死を肯定する言葉を吐き出し、奥仲は怒りの衝動に駆られた。
それだけじゃなく、遺体の様子から田中の最期に下田が関わっているかも知れないと気づいたのだった。