
サタノファニ330話331話332話
ネタバレ感想
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人生を狂わされた美少女たちの命懸けの復讐劇。
後一歩のところまで憎き男を追い詰めたが、千歌たちはまさかの相手に完敗してしまう…
330話
御陵印の圧倒的な戦闘能力に完敗を喫した千歌チーム。
磔にされた状態で始まるのは、さっきまでクソを漏らして喘いでいた外道共が大騒ぎする中で行われる見たまんまの公開処刑。
あんな酷い目に遭ったのにまだこの場に残り、人が張り付けられる非日常の光景に喝采を送っていることからも、ここの客は真性のクズばかりのまさに糞溜めだった。
その最たる人間が桐生であり、そいつを守る傭兵でも仲間の死に涙を流せるまともな感情を持ってる奴もいた。
霧子を仲間を受け入れたから余計にオルガの死の悲しみと怒りがこみ上げ、イシメールは極上ボディの美少女を全裸に剥いて恥辱を与えなければならないと判断した。

もちろんマン〇も丸出しでショーツも剥ぎ取られ、千歌とあやはブチ切れるが、さすがに霧子一人だけで済まされるはずがなく。
これまで多くの辱めと死地を乗り越えてきた彼女らだが、ここまで大勢の前で開けっぴろげな見世物にされたことはないはず。
生の視線がさすがに恥ずかしくて彼女らは赤らんでしまうが、乙女の羞恥なんて生温さしかない。

メデューサがどう来ようが余裕で守れると踏んで調子こいてしまったエンマは、御陵印がいなければ桐生を殺されていた事実が受け止めきれず、自分への苛立ちをメデューサへの怒りに変えて鞭を振るい出す。
これは公開処刑には違いないが、同時に他のメデューサを誘い出す餌でもある。
喰らい続ければいずれ出血多量で逝かされるのは必至な、肉を削ぐレベルの一撃。
悲鳴にもならない呻きを漏らしながら、霧子は自分が手にかけてしまったファンたちの苦しみに想いを馳せた。

被害者が新たな被害者を生んだ悲劇の連鎖、絶望的状況に霧子は死を覚悟した。
しかし千歌は、罵詈雑言を浴びせられる中、ただの事実を叫び返した。
最早自力ではこの危機を脱する方法がないから、最後の理不尽な目に正論を吐きかけてやりたくなったのか。
テロリスト等ではなく、この場にいる人の皮を被った外道共の欲望を叶えるために作られた被害者、全てを奪われた被害者なのであると。

同じ酷い目に遭わなければ一生会うこともなかっただろう、〇イプ犯、村の住人、ファン、恋人、親、友人、近所の住人、子供、客を殺した女たち。
犯罪史に残る殺人鬼の人格を刷り込まれたせいで、したくもなかった殺しをする羽目になり、取り返すことのできない罪を背負わされた不運な被害者。
千歌は本音で浅ましい欲望を持つ外道共を皮肉ったが、そんな魂の叫びが届くなら外道は外道ではない。
外道だから他人の人生がどうなろうが知ったこっちゃなく、どれだけおぞましく非人道的だろうと、自分たちが楽できて欲望を叶えられる科学の発展なら、喜んで犠牲になりやがれの精神。

清々しく醜い肉の塊が、千歌の叫びに爆笑で応えた。
果たして3人は成すすべなく切り刻まれてしまうのか…
331話
洋子とアビーは激闘を続けていた。
どちらも防御が圧倒的に優れており、洋子は攻撃が当たっても気功で鋼鉄のようにダメージを通さない。
アビーは攻撃が当たったかに見えても寸でのところで後ろにジャンプして紙一重で躱す体術が圧倒的で、身体能力と言うより天性の身のこなしな動き方。

体術ではメデューサトップなはずの洋子でも手をこまねく事態に小夜子は焦るが、今も薬の後遺症で複数骨折している状態、焦って再び超人薬を飲めば動けた後に大きなお荷物になる可能性が高い。
その時、ゼニスのアナウンスでイリヤがカレンに引きちぎられて敗北したとアビーに伝えられ、自陣の初勝利の報に小夜子らは少し気持ちが軽くなった。

しかしカレンはイキ過ぎて疲れたのか気絶しているようで、合流して暴れ回ってもらうのは望めないと分かった次、千歌らが捕まって公開処刑が行われようとしていると知らされると、アビーは敵ながらに個人的感情で、どうやって千歌を助けるべきかと新たな難題に頭を悩ませ始める。
だが小夜子は考えるのをやめて今できる最大限のこと、超人薬を摂取して超絶マッスルモードになった。

まずは自分たちの役割であるサーバーをドミノ倒しにして破壊すると、アビーは洋子に託してデッキに走った。
教団にいた女力士が愛の力で凄まじいパワーを発揮していたように、小夜子は彼女の気持ちに共感しながら全力で走った。
サーバーを壊されてブチ切れたゼニスは戦略的にも嫌がらせでも向かわせまいと、何重もの隔壁シャッターを下ろしていった。

お祭りから公開処刑で盛り上がり始めた会場にできた人だかりの端に辿り着いた美依那ら3人は、見つからずにステージまで行くのは不可能な状況で、どうしたものかと思案していた。
その時、雄叫びを上げながら小夜子が全力疾走のままに集団の中に飛び込み、ゲスの頭を一つ踏み潰した。
千歌の大ピンチに怒り狂った小夜子はまさにバーサクラブモード、隔壁シャッターを何枚も力づくでぶち破って駆けつけ、ウヴォーギンのようにゲス共をゴミのように殴り飛ばしていく。

これぞ一騎当千の力、しかし脳のリミッターを解除しただけでは得られそうにないパワーを振るった代償は、退場に繋がるかも知れない…
332話
小夜子の勢いは止まらない。
有象無象のゲス共を殴り飛ばしの蹴り飛ばし、人の力では止められない猛牛が突っ込んでいるかのよう。

美依那らは感情とパワー任せの正面突破に危機感を募らせるが、真っ向勝負もまた作戦の一つ。
この機を逃すまいと、自分たちも小夜子が開いた道を追うことにした。
まだエンマからは何が群集を突き破って来てるのかはっきり見えない、でも千歌には声か、覇気か、雰囲気か、小夜子の突撃だと確信できた。
まさにヒーロー、私が来た。
人格破綻者共を蹴散らす最後のライダーキックでステージに飛びあがり、愛しい人同士が再会した。

直後、イシメールが感傷に浸らせる間もなく小夜子に襲いかかった。
しっかりメリケンサックをつけて距離を詰め、ジャブを繰り出して牽制してからのキメの右一発。
防御に回った小夜子にぶち込まれるかに見えたその時、バキムキで力任せの蹴りがイシメールの股間を粉砕した。
色々と潰れた嫌な音がしっかり聞こえ、まだ生きてたとしても男として死んだ。

見事な一発でイシメールを返り討ちにしたのも束の間、今度はエンマがお得意の足技で奇襲をかける。
しかし美依那達も追いつき、美少女ピエロが煙幕を作って乱戦に持ち込む。
煙に紛れてエンマの背後を取ったのは怪しさが拭えなくても味方であり続けるニーガンで、エンマの髪を引っ掴んで押し倒した。
それでもエンマは見事な体捌きで顔面に蹴りをぶち込むが、力が乗っておらず大してダメージを与えられないまま、完全に無防備な顔面を踏みつけられ一発KO。

美依那と瀬里はザコ兵士を戦闘不能に追い込んでいくが、霧子のギリギリの声でショタ風味だけは生かしてやった。
果たしてこの判断が恩を売っての吉と出るか、それとも禍根となる凶と出るか、または何の影響もないか。

ともあれ小夜子の捨て身のドーピング突撃で、千歌たちは磔から解放された…
感想
サタノファニ330話331話332話でした。
フィクションじゃなく、現実に他人を安使いして利益がっぽりや、金融マネーゲームの億り人辺りは、どれだけ稼いでいるかでこれでもかと見下す人が多い印象ですね。































