
ギガントGIGANT9巻10巻
ネタバレ感想
ギガントGIGANTのネタバレエロ画像、漫画最新話と最終回、最終話、最新刊、感想、あらすじ、結末、無料で読む方法を紹介。
日本に上陸したサタンは人々を死に追い込んでいくが、パピコとブリーフチームが立ちはだかった。
シンプルに殴って蹴って絞めて体内に侵入して巨大化で破裂させる、お馴染みの作戦。
邪神チームにも後れを取らなかったが、サタンのしぶとさは尋常じゃなく…
ギガントGIGANT9巻
邪神チームを相手に奮闘している間に、サタンがしれっと復活していた。
胸と顔半分が抉れているままなのが逆に不気味で、全員がスペシウム光線の構えを取ったその時、パピコは足元の歩道に零がいるのに気づき、反射的に彼を守るのを優先した。
そしてサタンはフリーザかと見紛わんモーションでデスビームを撃ち返してきたので、塩沢は片腕を切り飛ばされながらも射線に入ってパピコの盾になり、サタンに組み付いた。
本来自分たちだけが戦うべき者として、本気で惚れてしまった弱みとして、パピコにもう逃げてと叫ぶ男塩沢。
他のメンバーも離脱しろと促すので、パピコは申し訳ない涙を流しながら、彼を優しく掴んで戦線を離脱したのだった。
しかしそれは彼を遠くへ置いて来るだけの一時的な離脱で、お腹の子のためにも必ず帰ってくると約束し、束の間の別れを惜しむキスを交わした。
パピコが嫌なフラグを立てているその頃、ブリーフチームは全員で躍りかかり、ついにサタンの心臓をぶっこ抜くことに成功。
それでもサタンは倒れずに彼らをぶっとばすと、念力で反撃を開始。
難を逃れた少佐はまた体内で巨大化するパピコアタックを仕掛けようと急加速するが、ほぼ同時に塩沢と鬼頭が致命傷を負ってしまった。
パピコアタックは成功したものの、今更身体が裂けた程度は何ともない感じのサタンは、続けて少佐とへフナーにも念力攻撃を繰り出し、二人の頭から嫌な出血が現れ始める。
最悪な全滅危機のカウントダウンが始まったその時、舞い戻ったパピコが過去最高に巨大化した状態でサタンで着地をキメてやった。
タワーマンションを跨げるほどの超巨大化スタンプ。
シンプルな質量の差で押し切るパワープレイ。
逆に悪役の最後の手段みたいで、それでもサタンがヒーロー側みたいに持ち上げようとするので、パピコは更に更に巨大化して押し潰した。
もちろんサタンが重さでペラペラになるほど、甘い相手ではない。
しかし巨大化した分だけ無双できるのもまた事実。
サタンをちょっとでかい虫みたいに掴み上げたパピコは、念力攻撃にも怯まず力を込め、残酷なクソガキみたいにひきちぎったのだった。
そんな風に体が四つに分かれてもまだしつこく反撃しようとする害虫。
だからパピコはもう復活できないよう、頭を抓んでヘタみたいに引きちぎった。
これでさすがに勝利を確信したのだが、大佐と同じく人形になってしまった二人が忍びない。
しかし尊い犠牲の感傷に浸る間もなく、世界はマスコミは大喝采で大騒ぎし、サタン撃破を中継し、日本政府はまさに手の平返しで国民栄誉賞などという紙切れで素早く感謝の念を示す。
そんなことより、パピコは二人の犠牲が悲しくて仕方ないが、生き残った少佐とへフナーが早くも前を向こうとしているので、手を取り合った。
だが、上空からまた何かが近づいていた。