
終末のハーレムAfter World11話12話
ネタバレ感想
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やっぱり牡丹で童貞を捨てた陸。
さて次は誰を選ぶのかということになると、舞台は開放的な南国リゾートへ。
終末のハーレムAfter World11話
意外や意外、ひまわりは如何にも運動神経が良さそうでレシーブをばっちりキメる器用さも併せ持っていたが、上品なお嬢様スタイルを崩さない百合愛のスパイクも経験者と思うほどだった。
二人の運動神経と連携の良さで、相手ペアが砂地の動きに慣れ切る前に仕留めることができた。
割と危なげなく勝利を収めると、彼は憧れの先輩がインターハイに向けた一戦に勝ったみたい喜び、乃薔薇も怪しい監督気分で、当の二人は謙遜。
ひまわりはもっと圧倒できたはずだとお遊びにも本気で取り組んでいるうちに、別のコートでも勝負がついた。
牡丹の懸命なダイブも届かずボールが地面についたところでゲームセット。
朱音と麗亜の犬猿の仲に思われるペアは、まだまだ余裕を残した感じで牡丹と蘭を破った。
やはり実力的に牡丹が少し劣っていたようだが、蘭はそんなことは責めずに相手の強さを素直に認めて敗北を受け入れつつ、本気で悔しがった。
その様子に彼を取り合うライバルだとしても、勝ち残った二人は仇は取ってやろうと意気込んだ。
その後、二組は順調に勝利を重ね、順当に決勝戦で相まみえることになった。
実力が拮抗した二組の試合は一進一退のせめぎ合いで白熱。
しかし徐々に大人女子の方が上回り始め、先に怜人ガールズがマッチポイントを取った。
攻撃力にそこまで差がないのなら、朱音たちはブロックを高確率で決めてディフェンス力の違いで差をつけた。
必然、得点が減っていくひまわりはタイムを要請すると、猪突猛進に2タッチですぐスパイクをキメようとする百合愛に、丁寧に3タッチで返そうと求めるが、試合展開の読めてないお嬢様はスピーディーな方がキメやすいと思い込んでいた。
そんなことはなく、ひまわりの見立てではスパイカーの朱音が目立っていても司令塔の麗亜のパフォーマンス次第のペアだと見抜いていた。
だから、少しでも麗亜の裏をかければまだまだ勝機はある。
人心掌握術も覚えがあるのか、ひまわりは百合愛はさり気なく本気で持ち上げて気持ち良くさせ、うまく作戦に乗せつつ更なるヤル気も漲らせた。
レシーブ、トス、スパイク。
基本に忠実に丁寧に、押されていた展開からやり方をかえてひまわりがスパイクを打つと、あっさり麗亜の横を通り抜けて砂地とは思えないほどボールがバウンドして、蘭もやったと大喜び。
朱音もまたマッチポイントに持ち込もうとスパイクを狙うが、今度は百合愛がブロックし返して相手のコートに返し、麗亜を砂まみれに。
これでひまわりと百合愛ペアがマッチポイントになった。
勝敗が決するかもしれない状況、ひまわりははるかなレシーブを読破したかと思えるほどの躊躇ない気合の入って綺麗で力みのない跳躍からのジャンプサーブをぶち込んだ。
それは朱音が爆乳をひしゃげさせても届かないギリギリに落ち、二人が協力して優勝を掴み取ったと同時に、乃薔薇の息の根も止まろうとしていた。
優勝が決まってささやかに勝利が祝われると、最高の試合を二した組は健闘を讃え合い握手を交わした。
こうしてヴィラ宿泊券を逃した麗亜は、朱音と泊まらずに済んでホッとしたやら悔しいやら、ともあれ怜人ガールズの二人には他にやるべきことがあって南国の地にいた。