
サタノファニ194話195話196話
ネタバレ感想
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教団編クライマックス。
千歌と教祖の一騎打ちはついに、全ての始まりとなったパーフェクトイチモツを斬り落としたことで、決着がつこうとしていた。
194話
思春期の美少女に突如生えた、精力に満ち溢れた完璧としか思えない圧倒的な巨根。
それに悩み、快感に溺れ、愛する男と出会った一人の女。
そのチン〇がついに、千歌の蹴りナイフにより宙を舞った。
教祖にのし上がる元となったイチモツを失ったしぐまは、魔羅を連呼した。
千歌はすかさずタックルで押し倒してマウントポジションを取り、最早未来予知など無意味な体勢に持ち込むが、しぐまはもう慌てず穏やかな顔でむしろ感謝をした。
もう覚悟を決めたしぐまは、ち〇ぽに振り回された人生だったと振り返り始め、完璧すぎたが故に持て余し、だがもう解放されるのだと遠い目になる。
あり得ない奇跡だったが、それでも内田に出会い、愛し愛される素晴らしさを知った。
その時、まだ諦めきれないまり亜が代わりに自分を殺せと助命を懇願するが、しぐまは助けられることも望んでいなかった。
教義では還り来るということになっているが、それは信者のみに当てはまり、教祖は導くものだという。
そんなことは関係なく、道隆も妹にこれ以上人殺しをさせまいと脳腫瘍で死ぬのを待てばいいと説得した。
重病だなんて知らなかった千歌は素直に兄の言葉を信用するが、小夜子を弄ばれた復讐を誓った以上、兄に止められても心変わりする程度の怒りではなかった。
許すまじ甘城千歌。
まり亜が炎の中に飛び込もうとするのを剣使いが止めるも、他の信者たちが焼かれながら駆け込み、祝詞を叫び続けた。
無駄な殉死に嘆いたしぐまは、最後の力を振り絞って内田の元へ這い寄りながら、せっかくもらった命を結局繋げなかったことを詫び、必死に手を伸ばす。
教祖がどれだけの罪を犯したのか正確に知る由もない道隆は平等に訪れる死を憐れんだのか、内田を抱き上げてしぐまに近づけてやった。
ありがたい温情に縋りついたしぐまはもう冷たくなっているだろう皺くちゃになった愛する男に顔を寄せ、もの言わぬ唇に優しく触れると、心からのあいしてるを伝えたのだった。
決着がついたところで炎の勢いが増し、脱出の限界が訪れた。
ただ冷酷に今までと変わらず強敵だった一人を殺しただけの千歌は行こうと声をかけるが、目の前で愛する妹の人殺しシーンを見た道隆は、どうしようもなく打ちひしがれていた。
ただ一人、しぐまが他人ではなく自分が救われたかったと知っている瀬里は、こうなったら内田の愛で安心して逝けたことを願うばかりだった。
メデューサたちが引き上げると、炎の中に残っているひよ里はまり亜を剣使いに託し、これからの教団をまとめて率いていけと頼んだ。
三姉妹の内、まり亜だけは精神汚染されてるダーキニーではなくまだ人であり、導ける立場になる可能性を残されていたのだ。
千歌の美しい戦いに早々に諦めたひよ里は、教祖と運命を共にするつもりだった。