
終末のハーレムファンタジア49話50話
ネタバレ感想
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異教徒と戦争をしている南方戦線に、ナーガラからの派遣兵として赴いたセリーヌとジョアンナ。
たった二人で参加したのは、今は同じ勢力側である帝国が狙っている聖骸布を横取りされる前に奪取するためだった。
終末のハーレムファンタジア49話
一見、戦場でバラバラにされたハゲ筋肉が蘇ったかに見えてジョアンナは驚くが、セリーヌはすぐ刺青が違うと見抜き、双子だろうと見抜いた。
それはそれとしてマッチョ戦士が守るところをどう攻略するかだが、セリーヌは端から細かい作戦を立てる気など無く、いきなり正面突破すると言い出し、ジョアンナ耳を疑っている間に動き出した。
激戦も一緒に潜り抜けてきたナイスコンビでも連携など気にしないのは、ジョアンナの魔法を十分に信頼している証か。

著者名:SAVAN 引用元:少年ジャンプ+
そう都合よく解釈するしかないジョアンナは言われたままザコ兵を全体魔法で仕留めると、その間をセリーヌはまっしぐらに駆け抜け、双子の片割れと相対した。
どうも弟らしいハンマーマッチョは聖骸布が狙いだと瞬時に見破り、特大ハンマーを振り回しながら兄への餞にしてやると息巻いた。

著者名:SAVAN 引用元:少年ジャンプ+
セリーヌはとても重くは見えないように捌く特大ハンマー攻撃をするりするりと躱し、剣でいなしながら、将軍が一瞬でバラバラにした剣技に思いを馳せ、美しいと改めて感じた。
そんな熟練の技が理想なのかも知れないが、自分には似合わないと思い、決して弱くはない相手との戦闘中にニヒルに微笑んだ。
マッチョ弟が渾身の一撃をぶち込むのに合わせ、カウンターで炎の一閃を見事に打ち込んだのだった。

著者名:SAVAN 引用元:少年ジャンプ+
巨体は真っ二つに切り裂かれながら炎にも包まれ、兄弟揃って豪快な死を遂げさせられた。
そしてセリーヌは遠慮なく聖骸布をゲットし、ルパン三世よろしく盗みを成功させた。
美女二人の怪盗が忍び込んでから数日、城塞都市は帝国軍の猛攻によって陥落したのだが、聖骸布がないので聖教会が何か知っていると睨んで軽く諍いを起こすものの、二人の仕業とは露見せずに済んだ。
聖骸布は無事に聖都に送り届けられ、法王の手に渡った。
さっそくナーガラへの書状を送るよう指示され、例のモノの準備が進められた。
聖教会がまだ小国のナーガラを頼り、力を蓄えさせる意味。
それは大きくなり過ぎた帝国に対抗できるようにするために他ならなかった。

著者名:SAVAN 引用元:少年ジャンプ+
無事に仕事をやり遂げた帰ってきたセリーヌとジョアンナをアルクが労えば、セリーヌは一言でありがたき誉れと受け取り、ジョアンナはペラペラと訊かれてないことを話し、最後には正直にセリーヌの貢献が大きかったと伝えてどんどん強くなる相棒の実力に感動していることもオープンに。
ともあれ法王から書状を頂いて順調に準備が進んでいるので、アルクは予定通りだというが、長命のフェラリスはある一つについて未だに解せないでいた。

著者名:SAVAN 引用元:少年ジャンプ+
それはフェラリスらしい嫉妬からの抵抗か、敵対していた相手との婚姻など森の民には本当に理解できないのだろうが、領主のアルクにとって政略結婚などアウレリアがいない今、もはや常套手段の一つに過ぎない。
ただ領地拡大の単なる政略結婚ではなく、古くは元々血の繋がりがあったイスティシア家と他の三家が一つにまとまるのだから、由緒ある名前を新たに掲げるつもりだった。
カイメイアと結婚した暁には、三家の先祖の名前を頂戴し、神聖ファフニール王国を樹立する予定だった。

著者名:SAVAN 引用元:少年ジャンプ+