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インフェクション69話

インフェクション69話
ネタバレ感想

メットの脅威は去り、秋保温泉地区に避難した晴輝たち。

だがしかし、きららと紗月、さらにらぎ姉も参戦しての修羅場が始まろうとしていた。

一体、晴輝にはいつ平和が訪れるのだろうか・・・

 

 

69話 束の間の休息

豪華絢爛高級旅館。

こんな時でもないとなかなか来る機会のない温泉旅館に、彼らは目を輝かせていた。

ただ内装に見惚れている間も、きららと紗月はどちらも晴輝の腕を放すまいとガッチリキャッチし続けていた。

 

 

その時、ぞろぞろと奥の方から人が出てきた。

 

先に自衛隊に保護された秋保の避難民たちで、温泉街らしくホテル等の従業員が多数いて、この旅館が使えるように尽力してくれたようだ。

小早川はこんな辛い状況でありながら、プロ意識を発揮して働いてくれた彼らに感謝すると共に尊敬の念を抱いていた。

 

蓮華が作成した名簿から、1万1384名が新たに秋保地区に避難して来たと分かると、小早川は「天宮晴輝と言う人を探していただけませんか?」と、いきなり言ってきた。

 

それに晴輝がすぐ名乗り出ると、頬を染めて驚いた。

 

彼の兄の螢が色々と根回しをして、秋保及び自衛隊を助ける大きな役割を担っていたらしく、小早川は螢を救世主とさえ呼んで、感謝を表していた。

 

その兄の希望通り、弟の晴輝に恩を返そうと言うのだ。

 

だが晴輝は信じなかった。

いや、クズの部分を信じた。兄ならばきっと、自分に嫌がらせするために汚い搦め手を使ってくることも厭わないだろうと踏んだ。

それは、兄妹同然に育った紗月も否定できないところだった。

 

 

それはまあ置いといて、さっそく川内からの避難民に部屋割りと仕事分担が割り振られ始めた。

 

川内の時と同じ少年だが青年だかが取り仕切って手際よく行なわれていくが、如何せん人数が多いので、きららたちは他で時間を潰すことにした。

 

 

思い思いにお土産コーナーを物色したり、館内地図を確認して何かを企もうとする一同。

 

高木は温泉区画を見つけると、晴輝にVIP待遇を使って貸し切りにしてもらえば?と提案するが、晴輝はそこまで図々しくしねえよ、と断った。

 

だが高木は、晴輝が3人の女の子たちと一緒に入って自分の顔に胸を押し付け合って争って欲しいのだろうと思い、気を利かせて言っただけだった。

まさに3サイズの胸が前から横から迫ってくる様子は、夢の圧迫祭り。

 

ムッツリ晴輝が即座に否定すると、高木は今の状況を考えて他のパターンを予想した。

 

紗月にとってはぽっと出の同級生が、長年想い続けている晴輝を横から掻っ攫おうとしているのに我慢ならず、ついに凶行に走って湯を赤で染めてしまう

そしてあっさり追い詰められた犯人は、断崖絶壁の前で動機を語る・・・

 

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夕食は蟹が出た。

 

運営スタッフによる特別な大盤振る舞いに、笑顔でむしゃぶりつくきららたち。

そんな彼女たちの笑顔を慈しむように見つめる晴輝。

 

ただ仲の良い友達同士で温泉に遊びに来たような光景。

 

ほんの少し前まで、生きるか死ぬかの瀬戸際でずっと頑張ってきたことを考えると、夢のような光景だった。

 

安心感から晴輝は涙が溢れてきた。

紗月が気にかけてくれるのをごまかして席を立つと、今度は神城が声をかけてきて、どこかに連れて行きたいようだった。

 

 

連れて行かれた先は、犠牲者や保菌者を焼く火葬場だった。

 

身体中に蛆が湧いて保菌者に成り果てた者。

その保菌者に噛み殺された者。

新型に紙屑のように殺された者。

感染者に引き裂かれた者。

 

助かった避難民以上に、仙台では多くのものが帰らぬ人となっていた。

 

晴輝は幸せな気持ちから一転、残酷な真実を物語る光景を見せられて暗澹とする。

 

 

小早川は晴輝へのメンタルに影響が出ることを気にするが、一緒に戦ってきた淀川や神城からすれば、晴輝は自分たちが殉職した後を託せる、一番の希望だった。

だから、清濁全てを見たうえで避難民を導いて欲しいと考えていた。

 

晴輝は改めて覚悟を決めた。

 

妹のためを思って我がままを通しただけで、川内では何もできなかったのを自覚していた。

 

だからこれからは、今生きている全ての人の力になろうと思った。

 

 

国会の前で国民がデモを行なっていた。

 

「仙台を守れ」

「自衛隊を隔離地域へ」

「政府は国民を見捨てるな」

と、正義感に駆られた声が膨張していた。

 

螢は自分の暗躍が犯人にバレたことを悟っていた。

しかし、邪魔してくる相手がどこの誰なのか一向に分からない。

それでも、今の世論の流れを見れば、隔離地域を助けることを止められる訳がないと考えた。

 

 

香里は一人でどこかの街をぶらつきながらも、真相に近づきつつあった。

 

 

晴輝パパが頭を抱えて悩んでいるのを見た小鳥は、外道榎並に何事かを相談していた。

 

 

謎の黒い人物は、ドロドロになったメットのところに行って体組織を採取していた。

 

そして、メットに群がる謎の発光体を慰めていた。

もう泣かなくていい。すぐに・・・赤ちゃんにも会えるから・・・

 

 

感想

インフェクション69話でした。

まだ高木の期待通りとはいきませんが、夜はこれからなのです。

小鳥は何を榎並に話したのか?晴輝パパを心配して力になりたんでしょうが、それと榎並とどう繋がるのか?

そして、コナンに出てくるような黒い人物。

コナンなら犯人ですが、インフェクションでも犯人なのか、それとも・・・

引きに引いて次回へ続きますが、次回は圧迫祭りだと思います。