著者名:及川徹 引用元:マガジンポケット

インフェクション87話
ネタバレ感想

インフェクション87話のネタバレと感想とあらすじ、漫画を無料で読める方法を紹介。

 

犯人探しが始まり、候補の20人が壇上に上がった。

小鳥、榎並、天宮、鮫島など、主要人物を含む20人。

その中で小鳥は、鮫島こそ犯人ではないかと疑っていた。

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87話 シャワールームで

犯人探しの会議より数時間前、小鳥は鮫島と共にシャワールームにいた。

しかし、いざ服を脱いで入ろうかという時、いきなり縛らせてもらうと言われて、有無も言わさず両手首を縛られていた。

突然に理不尽なことをされて小鳥は戸惑うが、彼女を危険人物認定している鮫島は縄を解くつもりは一切なかった。

 

しかし、平等に自分の手も縛れば満足か?と柔軟の考えも持っていた。

 

そんなことより小鳥は、島の圧倒的にでかい胸に釘付けになっていてそれどころではなかった。

 

少し歩くだけで上下左右に揺れるのを凝視しながら、なんで手を?と搾り出すのに、鮫島は運動不足の研究者と感染者を倒した人間とでは、いくら中学生といえど、警戒して然るべきだと答えた。

その答えより、軽く屈んだだけで左右に揺れ弾む胸から目が離せなかった。

 

体格は自分の方が上だが対人戦はそれだけでは決まらないと鮫島は理由を話し続けるが、体格差どうこうより胸の格差の方が遥かに大きい現実を知った小鳥は、何を言われようと彼女の胸の動きを目で追わざるを得なかった。

 

ロープを掴んだ右手を上げれば左側に胸が押し寄せ、胸の谷間を寄せるように両腕を前に伸ばせば、何でも挟めそうなほどの空間でできあがる。

 

その間も鮫島は訥々と縛るべき理由を話しているが、小鳥は五感のうちの視覚にほぼ全ての集中力を奪われていて、言葉が右から左に抜けていた。

だから、ちゃんと話を聞くために暴れまわる鮫島の胸を止めるためにがっちり掴んだ。

 

すると一瞬にして触覚が研ぎ澄まされ、今まで感じた事のない感触を手の平が感じた。

 

正直に例えようもないと叫ぶと、一喝された。

 

 

しかし鮫島は胸を揉まれた程度でツンツンキャラが崩壊するほどやわじゃなく、淡々とシャワーの前に移動して触りたいなら先にさせてやると言いつつ、縛られて手が届かない無防備な背中をさらけ出した。

 

小鳥は少しずつ冷静さを取り戻し、ようやく胸が見えなくなった状態に安心して近づいた。

 

しかし、尻も未知の領域だった。

 

 

 

小鳥は思い出していた。

どうして若く冷徹に見える鮫島が反対派のリーダーになっているのか、天宮に訊いたときの事を。

その時彼は、鮫島は面倒見のよさで人気があり誰もが認める宇宙物理学の天才で、科学者としても人間としても認められているからだと言っていた。

 

表面的に見える通りの冷徹な人間ではないと知っても、天宮教授に敵対し犯人扱いしてくるなら戦わねばならなかった。

 

そう決意しながら彼女の横乳を擦っていると、鮫島は天宮の情報を渡さないか?と持ち掛けてきた。

 

もちろんそんなことはできず、なぜ疑うのか声を荒げて訊き返した。

すると鮫島は、他人の論文や数式の展開を読むとその人間の内面が分かると答えた。

 

天宮の論文を読んだうえで優秀な科学者だと認めていたが、そこに違和感を感じていた。

まるで別人と入れ替わりながら書いているような気持ちの悪さが彼の論文にはあり、保菌者騒動が既知の科学では説明できないと分かった瞬間、天宮の顔が真っ先に浮かんだのだった。

 

言わば勘でしかないが、それは経験に裏打ちされたものであり、犯人ではなくても重大な関係者に違いない。最早確信があると言い切った。

 

つまり、この犯人探しの会議は犯人を探すためではなく、漆原殺しに関わっていなくとも危険人物だと確信している天宮を最終的な5人に誘導し、自由を奪うことが目的だった。

 

そんななんの証拠にもならない理由で疑い、自由を奪い、そのせいで本物の犯人を逃して犯行を重ねられては意味がない。

小鳥はそう思い、改めて天宮の無実を信じようとしたが、鮫島の真っ直ぐな目を思い出すとほんの小さな疑惑でも彼に感じないではいられなかった。

 

 

事件の前に廊下で誰かと出会わなかったか改めて確認が始まり、小鳥はまた嘘を吐いた

事件の部屋に行く途中で誰とも会わなかったと言ったが、廊下の広範囲において誰もいないことをあらかじめ確認してからの行動だった。

そして部屋に入ってすぐ感染者が出てきたと言ったが、データを盗む時間がその前にあった。

 

嘘を吐くことで事件の真相から遠ざかり犯人探しに支障を来たしている可能性が懸念されたが、まずは鮫島教授の妨害を優先し、ダクトへの細工をするための下見や道具の持ち運びを誰かが目撃しているかも知れない可能性を挙げ、事件の部屋を鮫島グループが使っていた事から、低いリスクで準備できると追窮して再度の全体事情聴取に持ち込んだ。

 

一旦休憩時間になり、榎並が水を持ってきてくれて、小鳥は一気に飲み干した。

小鳥が必死に頑張っている事に榎並は微笑みを向けるが、嘘を吐いているのは他にもいるから、きっと意味はないと言った。

 

そんな不安になることを言っておきながら、それが誰かは分からないといつものようにのらりくらり躱された。

 

やがて小鳥は聴取で呼ばれた。その時、あの部屋にあったパソコンに何の情報が入っていたのか急に気になった。

 

 

結果、聴取で小鳥が指摘した新しい情報が得られる事はなかった。

しかし、何か一つ証拠があれば嘘を見破れると榎並に囁かれ、ハッと思いついた。

 

監視カメラをチェックしてダクトを破壊するための道具を運んでいるのを見つけるか、どの廊下を頻繁に通っていたかを調べればいいんだと発言した。

しかしカメラは廊下には設置していないと言われて一蹴されてしまう。

 

その直後、また鹿島が論理的な思考を放棄して、天宮の指示で小鳥がやったんだと叫んだ。

 

するとなぜか鮫島が彼を宥め、小鳥は犯人ではないと言った。

 

鮫島は他の女性研究者に改めて確認し、小鳥が感染者を自分に引きつけるために叫んだ声が部屋の中まで聴こえていたことを挙げ、我が身可愛さに助けに出れなかったことを謝りさえした。

そして小鳥は命を賭けたことを感謝され、喜びで涙が溢れそうになった。

 

 

しかし、直後に事態は一変した。

 

ずっとパソコンをいじっていた鹿島は、ある人物が犯人だと証明できるデータを見つけ出すことができたと言い出した。

それを鮫島も待っていたのだった。

 

彼女は小鳥が榎並に渡された物と同じデータを盗み出す装置を取り出して見せ、それで天宮のパソコンから全てのデータを解析して洗い出したと言った。

 

榎並は、両グループにデータを盗ませていたのだった。

 

 

感想

インフェクション87話でした。

ちょっとくらい鮫島には恥ずかしがって欲しかったですね。いや、顔に出ないだけで心中はパニックになっていた、というパターンも捨てきれない。

やはり榎並は抜け目なく本音を隠していたようで。このまま天宮が犯人となると、保菌者騒動そのものに関わっていることも否定しきれなくなりそうです。

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