ゴブリンスレイヤー外伝

ゴブリンスレイヤー外伝
38話39話40話ネタバレ感想

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アークメイジと共に出発し、そこにあるはずのない塔を見た。

ゴブリンが蔓延るそこは、果たして攻略可能なのか。

 

38話

バラの繁みに身を隠した彼は、塔の影がないことに気づいた。

 

空には、さんさんと夕陽が照っているのになぜ。

 

しかも塔だけじゃなくゴブリンも影がない理由を、アークメイジはあれら全てが影だからだと言うが、彼には理解できなかった。

 

 

影とは魔術師が追いかけるモノ、考えるだけ無駄。

 

そんな理屈めいた説明の理解を諦めた彼は、とにかくあのゴブリンたちを殺せるのかどうかだけ訊ねると、アークメイジはまたややこしい一言を挟んでからコクリと頷いた。

 

 

影響、すなわち影の響き、呪詛の類。

 

ともかく殺せると分かった彼は石を拾い、先制攻撃を繰り出して見張りの頭が凹むほど投げ打った。

ゴブリンスレイヤー外伝

著者名:蝸牛くも 引用元:ヤングガンガン2020年8号

 

 

すかさず飛び出すと、手槍で突っ込んでくるもう一体を軽くいなし、喉笛を突いて仕留め、投石でもんどりうっている奴に止めを刺した。

 

剣にまとわりついた血を見て彼は、確かに殺せることを実感した。

 

 

ひょいっと後に続いたアークメイジがゴブリンの血で頬にまじないのような何かを描くと、肌に溶け込むようにすうっと消え、意気揚々と塔の中に踏み込んでいった。

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著者名:蝸牛くも 引用元:ヤングガンガン2020年8号

 

 

 

二人が並んで歩くのが厳しいくらいの細い通路が一本伸びているだけで、圧倒的に無機質な空間

 

窓も装飾も継ぎ目もなく、明かりを取り入れる元がないのになぜか問題なく見える不思議。

 

松明を灯しても見える範囲が大きくなるわけではなかったが、一定範囲内は間違いなく見えると分かった彼は躊躇せず突き進み、向かってくるゴブリンを冷静に仕留めていった。

 

 

一対一で戦うのが精一杯な狭さのおかげで、目の前の敵に集中していけばよかった。

 

断末魔の悲鳴を上げられようとも、ならば先を急ぐだけだった。

ゴブリンスレイヤー外伝

著者名:蝸牛くも 引用元:ヤングガンガン2020年8号

 

 

不意に出くわす曲がり角で遭遇しても、的確に急所である頭を一息に潰すか、離れている相手には奪い取った槍でもなんでも投げ刺して勢いを削ぎ、怯んだ隙に素早く急所を砕く。

 

躊躇なく無駄なくの戦いぶりに感心するアークメイジは、このスパークする指輪が導いてくれる、というより自分の行く先が目的地になると、またよく分からないことを説明するが、とにかく自信満々だった。

 

 

一本道をゴブリンを蹴散らしながら突き進んでいくと、やがて少し広くなった空間に出た。

 

そこには両開きの扉らしきものが設えてあるが、継ぎ目もノブも鍵穴もなく、部屋の中央に不気味な黒いモヤみたいなものがフワフワ浮いていた。

 

どうやって扉を開ければ分からない構造だが、ここでもアークメイジは一人合点し、この黒いモヤが鍵なんだろうと見当をつけた。

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著者名:蝸牛くも 引用元:ヤングガンガン2020年8号

 

 

開けられるのかどうかは分からない。

 

それに関係なく、ゴブリンは通ってきた通路から湧いて出てくる。

 

 

一方向だけ気にしていればいい戦闘は村で戦うよりよっぽど楽だと感じた彼は、アークメイジに扉開けを任せてゴブリンを迎え撃った。

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著者名:蝸牛くも 引用元:ヤングガンガン2020年8号

 

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