
聖女の揺籃、毒女の柩4巻
ネタバレ感想
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シスターに辱めを受けたミトは、毛嫌いしていたジューゴの温もりに心惹かれてゆく。
ニコに盲目的に好意を抱ているあゆは飴の舐め過ぎでオーバードーズの危険な状態に陥るが、命が助かった代わりにまたいいように利用される手駒に成り下がり続ける。
ククリと協力して脱出作戦を進めるジューゴは、ニコとイチカを出し抜く道程で、とんでもない事実に気づいてしまう…
聖女の揺籃、毒女の柩4巻
ニコが企んでいる計画は、自分の誕生日にシスターを殺して園を乗っ取ることだった。
まさかの計画を盗み聞いたジューゴは、写真に写っている3人の人間関係も察することができたし、裏に書かれている名前の羅列が何を示すのかも分かり、脱出作戦に協力者を増やせるかも知れないと感じた。
何はともあれククリにニコの計画を伝えると、彼女はこれでもかとニコとシスターが潰し合いそうな水面下の動きを大歓迎した。

著者名:夏海ケイ 引用元:聖女の揺籃、毒女の柩4巻
ニコの誕生日まで半月。
しかし、シスターが殺されとしてもニコが立場を奪い取るだけなら事態は好転せず、当日のドサクサに紛れて島を脱出するしかない。
ただ決行に最適な日が分かっても島を出る方法を未だ手に入れていなかったので、ジューゴは写真で感じた希望に賭け、ククリを強引に納得させてある一人を作戦に誘ってみることにした。

著者名:夏海ケイ 引用元:聖女の揺籃、毒女の柩4巻
それは写真の持ち主で、裏に今まで殺された子供の名前を書いていたイチカだった。
誰よりも料理がうまく、寡黙で黙々と仕事をきっちりこなし、次の当番への気遣いも忘れない。
そんな男とシスターが実は姉弟だと分かったので、良心に訴えかけることにした。

著者名:夏海ケイ 引用元:聖女の揺籃、毒女の柩4巻
ジューゴは出来るだけの言葉を紡ぎ、比較的まともに成長していると思われるイチカを説得にかかった。
するとイチカは苛立ちを露わにしながらも、島を出たいなら好きにしたらいいと、非常用ボートの在処を教えてくれたが、姉弟だからこそ何かに囚われ、一緒に行くつもりは全くないようだった。
まさに血を吸い取ったような柘榴が収穫できたニコの誕生日が訪れた。
イチカの情報通り、倉庫に隠されていたゴムボートも見つけておいたし、説得に時間がかかりそうなミトよりも、力づくで連れていけるシロを乗せることで話もまとめ、すぐに助けを呼ぼうと決めていた。

著者名:夏海ケイ 引用元:聖女の揺籃、毒女の柩4巻
果たしていつでも島を出て行けるはずのイチカは何を考え、実の姉であるシスター殺害計画に協力しているのか。
そして、ご機嫌なシスターがお祝いの言葉をかけて16歳の誕生日が祝われた。

著者名:夏海ケイ 引用元:聖女の揺籃、毒女の柩4巻
夜、ジューゴは準備しておいたボートを船着き場まで運び、ククリはシロを連れ出す予定だった。
そしてニコはイチカを伴い、とっておきのプレゼントを受け取るためにシスターの部屋を訪れていた。
朝からご機嫌なシスターはイチカがいても構わず招き入れると、大人の仲間入りができるとっておきのプレゼントだと前置きし、ベッドのカーテンを開けた。
そこには全裸で拘束されたミトがいた。
シスターが用意したプレゼントは処女のミトとの性交で童貞を卒業させることであり、排卵日を狙って孕ませるつもりでもあった。

著者名:夏海ケイ 引用元:聖女の揺籃、毒女の柩4巻
そして袋からボートを出したジューゴはいつの間にかボロボロに切り裂かれているのに焦り、ククリはシロが部屋にいないことに焦っていた。
処女でもちろん病気はなく、膣の具合も良さそうで、感度も十分で男も自分も悦べる。
ミトの下腹部を撫でさすりながら、自分の後を継がせたい少女をそう紹介したシスター。
ニコもこれは予想しておらず、笑うしかなかった。

著者名:夏海ケイ 引用元:聖女の揺籃、毒女の柩4巻