
サキュバス&ヒットマン2巻
ネタバレ感想
サキュバス&ヒットマンのネタバレエログロ画像、漫画最新話と最終回、最終話、最新刊、感想、あらすじ、結末、無料で読む方法を紹介。
蒲生翔矢の体内にある魂は、家族を殺された別の少年のものだった。
悪魔アルメリナと契約して復讐の機会を得た彼は翔矢の身体を手に入れ、妹の莉理を守りつつ、復讐すべき奴らの情報を仕入れ、期せずして凄腕クラッカーに協力させながら、一人目に報いを受けさせようとしたのだが…
サキュバス&ヒットマン2巻
仇の一人、撲殺山のアジトに乗り込んだ翔矢だったが、同じタイミングで悪魔と契約したヒットマンとかち合ってしまった。
一見、血生臭さとは無縁そうな儚げな美少女は、リデルクと言う悪魔と契約しており、アルメリナともそれなりに知っている仲だった。
そして当然、翔矢も彼女もどちらもこの機会を譲る気は毛頭なく、二人の間に剣呑な空気が立ち込めたその時、目的の撲殺山がマシンガンを撃ち鳴らしながら現れた。
二人は反撃しようにも銃弾が純金に変えられてしまうのは、撲殺山が悪魔と契約せずに悪魔の力を使う違反者と呼ばれるクズ野郎だからだ。
それならそれで、金を売り捌けばいい小遣い稼ぎになると思うだけの二人と、この体重差なら余裕で勝てると高を括る巨体。
ヒットマンとして人体の急所を把握している彼女は、体重差など実戦においてはアドバンテージにならないと言い返し、講釈の垂れ合いをしてから殺し合いがスタートした。
投げナイフ、膝を狙った前蹴り、豪快なドロップキックと意外な連携を二人がぶち込み、撲殺山の巨体は吹っ飛んだ。
とは言えその程度じゃさすがに仕留め切れず、本当にパワーと体重差がはっきり分かる反撃を返された。
翔矢は左腕を折られたが、下卑た欲望を嬉々として語る相手の醜さに記憶が蘇った。
今度こそ急所に叩き込んだ彼女の一発、膨れ上がった殺意で翔太は致命傷を負わせるが、喋れなくしてしまったので死に切る前に憎しみの全てをぶつけようとした。
しかし撲殺山は嬲り殺しを受け入れず、鬼畜外道に似合わず潔く自分で命を断ってしまった。
これで情報を訊き出せなくなったかに思われたが、リデルクによれば魂を奪って地獄で拷問できるという。
他に方法がない以上、ここは悪魔たちに任せるしかなく、アルメリナが魂を吸い取り、リデルクが拷問して死した撲殺山から情報を引き出すことになった。
トラブルがあったものの目的を達成した二人は情報の共有で手打ちとし、お互いに自己紹介した。
大切な人を捜しているらしい彼女はの名は、鉄騎奏女だった。
この戦いで翔矢の復讐心が昂ったのを間近に感じたアルメリナは、後日になっても彼の憎しみに満ちた表情を思い出して興奮できた。
だから、この昂りを抑える激しいセック〇で交わりたかったが、焦る気もなかった。
そうして寝込みの翔矢にいやらしい愛撫をしていると官能波が出るのか、同じ屋根の下にいる莉理に影響を及ぼし、ブラコンを拗らせている彼女に淫夢を見せていた。
別人に思えた兄でも、優しく強くカッコよく、壁ドンでジッと見つめられたら唇にむしゃぶりつきたい深層心理が抑えられず、欲情で子宮が疼いていた。
その頃リデルクは、どんなことをしても死なずに苦痛だけ感じる撲殺山に、犯されてきた女よりもキツイ苦痛と屈辱を与えていた。