豚の復讐1巻
ネタバレ感想
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豚っ鼻のブサイクだからと酷すぎるイジメを受け、電車の光に包まれた。
すると流行の異世界にいて、今までにない充実した生活を送れていると思った矢先…
豚の復讐1巻
広田武は豚鼻のブサイクだから、クラス全員からイジメと呼ぶには生温い酷い暴力を受けていた。
よくもまあ同じクラスにここまで綺麗に鬼畜外道が集まったものだと感心したくなるほど、武以外は誰も人の心など持っていない外道の集まりだった。
だから耐えかねた武は電車の光に包まれたのだが、気づけば異世界に転移して心機一転、充実した時間を過ごし始めたのだが、その世界には人よりはるかデカく凶悪な外見をしたオークがいた。
ただ外見から仲間だと思われた武はオークと仲良くなり、集落に住まわせてもらい、子供オークの可愛さに癒され、星空の美しさにも感動できた。
おまけに亡き妹とどこか似ているエルフの美少女、カレリアとも仲良くなれたのだ。
言葉は通じないがそんなの関係なく豊かな森で共に過ごす時間は楽しさしかなく、恋を知った武は火事で焼け死んだ妹の最期を思い出しながらも、幸せだった。
人間よりもよほど温かい人外との充実した生活。
それがある日突然、また鬼畜外道の同級生たちにぶち壊されてしまうのだった。
気づいたらクラス全員でこの世界にいたとほざくその内の数人がオーク集落を襲撃し、遊び感覚で豚肉に変えて火を放ったのだ。
女神？ステータス？固有スキルを使える宝石？
自分とは違う経緯で転移したらしいことよりも、武はカレリアまで凌辱されて殺されたことを知り、やっとキレた。
しかし固有スキルまで備えた鬼畜どもには敵わず、ボコボコにされてから崖から突き落とされてしまうのだった。
それでも不幸中の幸いで何とか動ける程度の怪我で済んだ武は、まだ燃え盛る集落に戻り、愛くるしい子供オークまで無慈悲に殺され、奇跡的に生き残った親が慟哭しているのを見て、カレリアを思い出し絶叫した。
だから虫けらにも劣る襲撃者に復讐するため、生存者たちと共に憎しみを雄叫びに変えた。
オーク襲撃犯3人は下半身で物事を考える猿らしく、どうせモテなかっただろう鬱憤を晴らすようにセック〇にお盛んだった。
同じ人間だろうが拉致して犯し、奴隷商に売っ払うヤクザ顔負けのゲスの極みで楽しんでいたので、無防備に盛っているところを奇襲。
もちろんしょぼいスキルに胡坐をかいて調子に乗るが、ちょっとした工夫でハメて肉塊にしてやれた。
一人はスキルを披露する暇もなく頭をザクロみたいに潰されてさよなら。
最後の一人はお前が言うな度100％のバカだったが、実は武の家の火事は自分以外のクラス全員での放火だったと命乞いでベラベラ喋りくさったのだ。
妹が放火殺人で殺されたと知った武は害虫に止めを刺すと、この世界にきた意味は妹のためにも同級生共を鏖にするためだと確信した。
