
インゴシマ166話167話168話169話170話171話
ネタバレ感想
インゴシマのネタバレエロ画像、漫画最新話、感想、あらすじ、結末、無料で読む方法を紹介。
脱出する具体的な方法を聞いた啓太たちだが、未だ謎が多く、成功するにはいくつものハードルを越えないといけない。
それにはまず、ガモウに接触する必要があった…
166話167話
ブッコダマを起こす鍵、カムの剣。
物々しいワードばかりで現代語訳が必要だが、それを使って振動なり音波なりをシンクロさせなければ、外界へ出ることは叶わない。
しかもカムの剣とはインゴの王の象徴であり、今の持ち主はガモウであることから倒して奪うなり盗むなりしないと手に入らない最難関なアイテムだった。
ずっと力づくでどうにかできると荒ぶる脳筋な高崎はどんな課題を提示されても、ぶっ潰すと息巻くばかりで死に急ぎ野郎のよう。
王になるほど強いガモウの周りには、サカキを筆頭にギョウが固めており、コリオを伴ったところで勝てる相手ではないとマオモは身の程知らず差を諫めた。
啓太も冷静に高崎はスルーして、内通者を使って切り崩していけばといい、それには若林に役立ってもらうつもりだった。
しかしツワモノ程度ではガモウが秘密を話すはずがないとマオモは言い返し、せめて嫁くらいでなければという。
ならばと葵は、一人お願いできそうな人がいると言い出した。
確証はないが、元嫁の葵にしかない人脈だった。
こうした啓太たちが脱出の可能性を知った数時間前、ガモウと嫁たちはイベントを楽しんでいた。
嫁の一人として十分に楽しんだ鮎加波は、ツンと乳首を粒立たせてほくそ笑んだ。
舞台の眼前には六つの縄がぶら下がっており、それには六人の美女が吊るされていた。
アキラとアイドルグループのメンバーはヨメゴ争奪戦の賞品にされており、戦いを難なく勝ち抜いたのはもちろん、強さで成り上がった側近兵たちであり、しれっとアレックスも混ざっていた。
アヘリながらも気づいているアキラのか細い声に歯噛みするアレックス。
それにはまだ気づかず、ガモウはあっさりオゴメ共を蹴散らした強さと天晴と称賛し、望みの一人を選べと促した。
人の命がとてつもなく軽い島らしい王の戯れイベントが賞品進呈に移った頃、コリオが会場に乗り込もうとしていた。