
終末のハーレムファンタジア45話46話
ネタバレ感想
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ピーズリーの助けを得て、無事に花の街を脱したレッタとレジスタンス一行。
イスティシアを追い込んだアルクは、より戦力を増強するためにカイメイアに政略結婚を提案した。
終末のハーレムファンタジア45話
レジスタンスの魔導船は人目に付きにくい場所に停泊し、近くの街に繰り出した。
白亜の街と呼ばれる観光が盛んな街の中でも、レッタは歴史的建造物のコロッセオを目の前にしてテンション爆上がり。
その建物の使用目的通り、闘技大会も開かれているという。
周囲には如何にも腕に覚えのありそうなマッチョや武芸者などで賑わっており、まだお子様のレッタから見れば百戦錬磨のファイターにしか見えない。
ピーズリーも参加してみたくなるが、大陸中の猛者が集まるらしいので、グローリアは出るだけ無駄だと一笑に伏した。
それよりもレッタは、この街にいるレジスタンスの幹部への期待を高め、改めて仲間入りする気かと問われると、父の仇を討つためにと決意を変えないが、グローリアは仲間になるに相応しい要素を挙げていった。
まず欠かせない戦闘力が静電気レベルの魔力では話にならないと、亡き仲間の息子でもお断りだときっぱり拒否。
憎きシュタイゲンをギリギリまで追い詰めた戦歴をアピールしたいレッタだが、おいそれと魔族娘との関係を暴露するのも得策ではないと考えられる頭はあった。
だからやはり、一度大失敗しても何秒も見つめ合うハードルを越えなければならない。
そう思いながら街中をブラついていると、武具を着込んだ傭兵の列がぞろぞろと現れた。
彼らは異教徒との南方戦線に派遣されるのだ。
一方その頃、同じく白亜の街にセリーヌとジョアンナがいたのだが、彼女たちもゆっくり観光しに来たわけではなかった。
お気楽な雰囲気だがこれから向かうのは聖教会が主導している異教徒との南方戦線で武功を立て、聖教会に恩と実力を売るための重要任務だった。
しかも戦地では帝国が誇る四将軍が大軍を率いているらしい。
その強さは一軍で一国を滅ぼせるほどだと言われており、逆にセリーヌはその強さを直に見ることこそ大事だと考えていた。
ジョアンナはできれば遭遇したくないと怯えているが、マハトと愛剣で更なる高みに登ったセリーヌは、自分の世界ランクを確かめたくなっていた。
そして件の南方戦線では、帝国軍が猛威を振るっていた。
亀貴族を思わせる重装部隊にはまるで刃が通らず、異教徒との実力差は明らかだった。
その重装部隊を率いる将軍ももちろん特に重装なのだが、無防備極まりなくイビキをかいて寝ていた。
もちろん異教徒は一気に躍りかかるが、亀娘のオートフィールドのように、寝ながらにして近づく敵を鎖鉄球で肉塊に変えてしまうのだった。
そんな人間離れしたパワーを見せつけられたら異教徒は賢明に逃走を開始。
寝息を立てながら化物じみた攻撃を繰り出す髭もじゃの将軍、居眠りジオと呼ばれる男は戦地に何をもたらすのか…