
サタノファニ206話207話
ネタバレ感想
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再会した霧子と仁奈はヤリまくり、その間に神崎と千歌たちは話を進め、教団の協力もあって五菱は少しずつでも削っていく作戦を固め、東京に行くことに。
一方、道隆も刑務官の西の協力を得て妹を救おうとしていた。
サタノファニ206話
真面目で正義感溢れる西は殺人実験を数回も目撃しており、その度に記憶を消されていた。
その際に吾妻も向こう側の人間だと知ったのだが、ではなぜ記憶を消されたことを覚えているのか。

著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2022年28号
機器のミスか泳がされているのか今は分からないが、道隆も西もお互いに頼れる相手が他にいないので、考えてもどうしようもないことだった。
正解は機器を操作した吾妻がわざと記憶を消さずにおいたのだが、西を泳がせて情報を搾り取ろうとかいう敵対する思惑ではなかった。
その証拠の一つに、豚所長にイラマチオさせられた後はいつも、可能な限り飲み込まずに自室のトイレで憎悪と共に吐き出していたのだ。

著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2022年28号
気持ち悪い顔と台詞とチン〇を思い出すだけで思い出しゲロを吐いてしまうほど嫌悪していて、こんな胸糞悪い後はある行為で現実逃避もしていた。
吾妻の部屋には先に逝ったメデューサの剥製が置いてあった。
女体好きレズっ娘な吾妻は魂の抜けた彼女たちの前に跪き、懺悔を始めるのだった。

著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2022年28号
千歌ともっと仲良くなれるはずだった詩音を殺したのは吾妻で、女医の指示による苦渋の引き金だった。
というのも吾妻は正規の公務員などではなく、元々小悪党で捕まり、五菱の矯正施設にぶち込まれた結果、そこが羽黒の前身でメデューサ作成のプロトタイプ被験者にされ、ガンガンに脳をいじり回されたのだ。
それで刷り込まれたのが比較的危険性が低いとはいえ、エド・ゲインという知る人ぞ知るサイコキラーだった。
いくつかの映画のモデルともなったゲインは、殺害数こそ少ないものの遺体で様々な物を作る気持ち悪いタイプだ。
最早お馴染みとなった親からの虐待、偏った教育、母親への依存。
そんなマザコン墓荒らしサイコ野郎を刷り込まれた吾妻は自己嫌悪に陥りながらも罪を犯し、その犠牲者をオカズにオナってしまう可哀想な女。

著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2022年28号
女の子が好きで女体が好きで、なのに詩音を殺さされ、女医は千歌たちも殺した。
羽黒にいる限り女医親子に従うしかない吾妻は、西に一縷の望みをかけていたのだった。
さすがに吾妻の真意まで知らない西は、メデューサを兵器として売るだけではリスクに見合ったリターンがさすがにないと思い、五菱は大企業としてではなく桐生個人の思惑でメデューサを作り出しているんだろうと感じていた。

著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2022年28号
その通り、桐生の真意を知る鍵は、羽黒に一緒に来ていたあの車いすの美少女だった。