
アカイリンゴ5巻
ネタバレ感想
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性行為取締官の父親は部下のドスケベ美女とヤリまくるわ、その息子の光は親友の彼女に誘惑されたらついにセック〇しちゃって犯罪者の仲間入りをするわで、ついでに母親はヒステリックで家庭はもうめちゃくちゃ。
そもそも、性行為を違法にした日本政府がトチ狂っているのだから、国民もトチ狂っているようなものだった…
アカイリンゴ5巻
犬田が部下と逢瀬を重ね、光がはっちゃけてから一カ月、彼は学校から姿を消して不登校状態になっていたが、最後に彼を見た優は、幼馴染みがいつにも増してイキり散らかし、家庭内暴力状態で家を飛び出した姿を目撃していた。
もちろん連絡もガン無視されているし、学校が気にしている様子もないし、担任が朝っぱらからバイブでイカされているくらいなのだから仕方なくはあった。

著者名:ムラタコウジ 引用元:アカイリンゴ5巻
全てはウチュラが来てからおかしくなり始めたと感じている優は、生理的嫌悪感で光について訊くことなんてできず、ならば彼氏がいるくせに光とデートしていた鈴本から訊き出すしかない。
怒りと戸惑いのままに、恋敵のような鈴本からずっと執着し続けてきた幼馴染みの行方を聞かねばならない屈辱。
それは恋なのか本当にしつこいほどの独占欲的な執着なのか、果たして本人さえも理解できてない感情なのかも知れず、キスはもちろんその他もしたと仄めかされたら、堪らず号泣しちゃうような感情だった。

著者名:ムラタコウジ 引用元:アカイリンゴ5巻
そして鈴本は普通に光と連絡を取り合っていたので、優を会わせてあげることにした。
それは先生も同じなのだが、彼女はヤリマンの素地が十分だからあの地下クラブの常連になっていて、光は表向きはバーの店員として既に一端の社会人になっていた。
そんな教え子の裏職場にハマっている先生は、いつか彼の巨根をぶち込まれることを願い、今夜もキマりまくっている顔を恥ずかしげもなく晒す。

著者名:ムラタコウジ 引用元:アカイリンゴ5巻
家出をした光はあの後、鈴本家を頼って訪れ、まずは一発ヤッてから成人して社会人になって何年か経ったみたいな男の雰囲気と言葉遣いをするというイキりなのか背伸びしているのか分からない変貌を見せてがら、その次に父親がしょっ引こうとしていた青原を頼っていた。
セック〇を経験したことでとにかく人として大きく変わってイキり度も増した光はタバコなんかも揺らすようになってしまったが、性行為を違法とする国よりはマシなのかも知れなかった。

著者名:ムラタコウジ 引用元:アカイリンゴ5巻
と言うことで鈴本の胸で泣いた優は、やっと光が大好きだという気持ちを自覚したから、恋敵を頼ることも厭わず彼の幸せを願いながら夜の街へ繰り出し、例の店へと来た。
普通にバーテンダーをしてる光に会えて優は感動の涙がこみ上げるが、彼の方は冷えた態度でスカスものの、奥からはどうしたって淫らな声が漏れてくる防音性の低さ。
優が見に行こうとすれば光は短い脚で通せんぼするが簡単に押しのけられ、恋する乙女は人間が本能をぶつけ合っている気持ち悪い姿を目の当たりにしてしまう。

著者名:ムラタコウジ 引用元:アカイリンゴ5巻
しかもそれが担任の壇田で教え子に見られて逆に開き直りヒャッハーするものだから衝撃は凄まじく、それに加えて光が全て悟っているみたいな態度があまりにいけ好かなくてイラついて幻滅して。
そんな幼馴染みをオラオラ系を気取ったキスで黙らせようとする光も普通に引っ叩かれるが、それでもこの女は俺にぞっこんだと自信満々なので、そのまま帰したのだった。
そんなことを経験してからの翌朝、優は壇田が何食わぬ顔で教壇に立つから拒否反応でゲロってしまい、保健室へ。
廊下を行く優を違う教室で見た鈴本は、色々と事情を知っている友人として追いかけ、昨日の光景を基にしたセック〇についてガールズトークがスタート。
先生のはっちゃけ具合にはドン引きだったものの、好きな人とイチャつきたい気持ちは優にもあるようなので、鈴本は性器がもたらしてくれる快感を知ればハマるに違いないと思い、不意打ちのキスから教えてあげることにした。

著者名:ムラタコウジ 引用元:アカイリンゴ5巻